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アンチウイルス スキャンからのファイルの除外
アンチウイルス ソフトウェアは、誤って「不審」または「危険」と分類されたファイルへのアクセスを一時的にブロックするか、ファイルを隔離または削除することにより、仮想スタンバイ プロセスの円滑な実行を妨げる場合があります。 大部分のアンチウイルス ソフトウェアでは、特定のデータのスキャンを省略するために特定のプロセス、ファイル、フォルダを除外するよう設定できます。 バックアップとリストアや、他の処理が妨害されないように、アンチウイルス ソフトウェアを設定することは重要です。
Hyper-V サーバでは、アンチウイルス ソフトウェアは VM 環境設定ファイルを破損します。 Hyper-V サーバは、VM の状態を「保存」モードに変更し、VM は破損して使用不可能になります。 そのような場合、VM を削除し、フル変換を実行して新規 VM を作成する必要があります。
VM が保存モードになるのを避けるには、以下のプロセス、フォルダ、およびファイルをアンチウイルス スキャンから除外してください。
- プロセス リスト
- C:\Program Files\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine\TOMCAT\bin\tomcat7.exe
- C:\Program Files\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine\TOMCAT\JRE\bin
- java.exe
- Java-rmi.exe
- javaw.exe
- keytool.exe
- rmid.exe
- rmiregistry.exe
ローカルおよびリモートの仮想スタンバイが正しく機能することを保証し、VM が保存モードになるのを避けるには、Hyper-V 仮想マシンおよび Hyper-V プロセスを対象とした以下のファイルを除外します。
- 仮想マシンの環境設定ファイル ディレクトリ:
- (デフォルト) C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V
- Arcserve UDP 仮想スタンバイ仮想マシンの環境設定ファイル ディレクトリ
- 仮想マシンの仮想ハード ディスク ファイル ディレクトリ:
- (デフォルト) C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual Hard Disks
- Arcserve UDP 仮想スタンバイ仮想マシンの仮想ハードディスク ファイルのディレクトリ
- スナップショットのファイル ディレクトリ:
- (デフォルト) %systemdrive%\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\Snapshots
- Arcserve UDP 仮想スタンバイ仮想マシンのスナップショット ファイル ディレクトリ
- Hyper-V プロセス:
- %windows%\system32\Vmms.exe
- %windows%\system32\Vmwp.exe
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