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サポート対象のサーバに Arcserve UDP エージェント(Linux) をインストールできない

CentOS 6.x、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.x、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11.x および Oracle Linux Server 6.x に有効

現象

Arcserve UDP エージェント(Linux) をインストールしようとすると、以下の Linux 警告メッセージが表示され、インストールが失敗します。

mkisofs		Live CD イメージの作成
mount.nfs		バックアップ先およびリストア ソースとして NFS 共有ファイル システムをマウント
mount.cifs		バックアップ先およびリストア ソースとして CIFS 共有ファイル システムをマウント
以下のプロセスが実行されている必要があります
非アクティブ プロセス		影響を受ける機能
rpc.statd                NFS ファイル ロック機能が動作しません

解決策

インストールの開始時に、Arcserve UDP エージェント(Linux) は、Linux OS がバックアップ サーバの要件を満たしていることを確認します。 Linux OS が最小要件を満たさない場合、Arcserve UDP エージェント(Linux) は警告メッセージを表示して、この問題をユーザに通知します。 メッセージには、バックアップ サーバに必要なすべてのパッケージのリストが含まれます。

この Arcserve UDP エージェント(Linux) インストール問題のトラブルシューティングを行うには、以下の手順に従います。

  1. yum コマンドを使用して、以下のパッケージをインストールします。
  2. 以下の 2 つのコマンドを実行します。
    service rpcbind start
    
    service nfs start
    
  3. 以下のコマンドを実行して、rpc.statd が実行されていることを確認します。
    ps -ef|grep rpc.statd
    
  4. Arcserve UDP エージェント(Linux) を再インストールします。

Arcserve UDP エージェント(Linux) が正常にインストールされました。