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NIC チーミングを設定する方法

Arcserve UDP アプライアンスには、イーサーネット ポートが標準で備わっています。これらのポートを使用するには、イーサーネット NIC チーミングを設定できます。NIC チーミングでは、複数のネットワーク アダプタをチームにまとめることにより、帯域幅およびトラフィックのフェールオーバを集約し、ネットワーク コンポーネントに障害が発生した場合に接続を維持することができます。

使用可能な NIC チームを設定するには、リンクの集約をサポートするネットワーク スイッチが必要です。ネットワーク スイッチのベンダおよび Microsoft Windows の構成ドキュメントを参照し、NIC チームを適切に設定してください。

ネットワーク スイッチを設定したら、以下の手順に従って、Arcserve UDP アプライアンスで NIC チームを使用できるようにします。

  1. Windows デスクトップで、Arcserve UDP アプライアンス ウィザードを起動します。

    :DHCP または静的 IP アドレスを使用している場合、[ネットワーク接続]画面で NIC チームの IP アドレスを設定できます。有効な IP アドレスが NIC チームに割り当てられており、ネットワーク上で利用可能であることを確認します。

    NIC チーム - ネットワーク接続

  2. サーバ マネージャで、[ツール]-[ルーティングとリモート アクセス]を選択します。[ルーティングとリモート アクセス]ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. アプライアンス サーバのノードを右クリックし、[ルーティングとリモート アクセスの無効化]を選択します。

    :他のルーティングとリモート アクセス機能が別の目的で設定されている場合は、これらの手順の完了後に再度設定することをお勧めします。

  4. 確認ダイアログ ボックスで[はい]をクリックし、ルータを無効にして設定を削除します。
  5. アプライアンス サーバのノードを右クリックし、[ルーティングとリモート アクセスの構成と有効化]を選択します。

    [ルーティングとリモート アクセス サーバーのセットアップ ウィザード]が表示されます。

  6. キャンセル]をクリックし、Windows コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
  7. 以下のコマンドを実行します。
    C:\\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\BIN\Appliance\resetnic.bat
    

    設定が完了し、以下のメッセージが表示されます。

    NIC チーム - コマンド プロンプト メッセージ

正しく機能していることを確認するには、Hyper-V マネージャで Linux バックアップ サーバにログインし、イントラネット上の特定のコンピュータに対して IP アドレスを ping します。失敗した場合は、確認し、この手順を繰り返します。