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Arcserve UDP アプライアンスを設定してプランを作成する方法

アプライアンスが新しいホスト名で再起動されると、Unified Data Protection ウィザードが表示されます。ウィザードを使用して、バックアップをスケジュールするための基本プランを作成できます。プランでは、保護するノード、バックアップを作成するタイミングを定義できます。バックアップ先は、アプライアンス サーバです。

注:ウィザードのすべての手順はオプションです。これらをスキップし、直接 UDP コンソールを開いてプランを作成することもできます。

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Arcserve UDP アプライアンス ウィザードを実行する方法

次の手順に従ってください:

  1. Arcserve UDP コンソールにログインします。
  2. Unified Data Protection ウィザードでは、[Arcserve UDP アプライアンス管理]ダイアログ ボックスが最初に表示されます。UDP コンソールは、スタンドアロンのインスタンスとして管理できます。または別の UDP コンソールからリモートで管理できます。リモート コンソール管理機能は、複数の UDP コンソールを管理している場合に便利です。

  3. アプライアンスをローカルで管理するか(デフォルト)、別の UDP コンソールから管理するかを選択します。

    アプライアンスが別の UDP コンソールから管理されている場合、UDP コンソールの URL、ユーザ名、パスワードを指定します。

  4. 次へ]をクリックします。

    注:キャンセル]をクリックすると、ウィザードをいつでもキャンセルして Arcserve UDP コンソールを開くことができます。

  5. データ ストア]ダイアログ ボックスが表示されます。

    データ ストアは、アプライアンス上の物理ストレージ領域で、バックアップ先として使用できます。

    デフォルトでは、Arcserve UDP は <hostname>_data_store という名前でデータ ストアを作成します。このデータ ストアは、デデュプリケーションおよび暗号化に対応しています。デデュプリケーションおよび暗号化の詳細については、「Arcserve UDP ソリューション ガイド」の「データ デデュプリケーション」を参照してください。

    注:このデータ ストアは暗号化されるため、暗号化パスワードを指定する必要があります。

  6. このデータ ストアに対する暗号化パスワードを入力し、確認します。
  7. 次へ]をクリックします。
  8. 電子メールおよびアラート]ダイアログ ボックスが表示されます。

    このダイアログ ボックスでは、アラートを送信するために使用される電子メール サーバと、アラートを受け取る受信者を定義できます。成功したジョブ、失敗したジョブ、またはその両方に基づいてアラートを取得するオプションを選択できます。

  9. 以下の電子メールとアラートの詳細を指定します。
    サービス

    Google メール、Yahoo メール、Live メール、などの電子メール サービスを指定します。

    電子メール サーバ

    電子メール サーバのアドレスを指定します。たとえば、Google サーバ電子メールの場合は smtp.gmail.com を指定します。

    ポート

    電子メール サーバのポート番号を指定します。

    認証が必要

    電子メール サーバに認証が必要かどうかを指定します。認証が必要な場合は、認証用のアカウント名とパスワードを指定します。

    件名

    受信者に送信される電子メールの件名を指定します。

    送信者

    送信者の電子メール ID を指定します。受信者はこの送信者からメールを受信します。

    受信者

    アラートを受信する受信者を指定します。(複数の受信者がいる場合はセミコロン(;)で区切ることができます。)

    オプション

    通信チャネルに使用する暗号化方式を指定します。

    プロキシ サーバを使用して接続する

    プロキシ サーバ経由で電子メール サーバに接続している場合は、プロキシ サーバのユーザ名とポート番号を指定します。また、プロキシ サーバで認証が必要な場合は、ユーザ名とパスワードを指定します。

    テスト電子メールを送信

    テスト メールを受信者に送信します。テスト メールを送信することによって、詳細を確認できます。

  10. 次へ]をクリックします。
  11. リモート RPS にレプリケート]ダイアログ ボックスが表示されます。

  12. アプライアンスで、リモートで管理された復旧ポイント サーバ(RPS)にレプリケートするようにするには、以下の詳細を指定します。リモートで管理された RPS の詳細については、「Arcserve UDP ソリューション ガイド」を参照してください。
    Arcserve UDP コンソールの URL

    リモートの Arcserve UDP コンソールの URL を指定します。

    ユーザ名およびパスワード

    リモート コンソールに接続するために使用されるユーザ名とパスワードを指定します。

    プロキシ サーバを使用して接続する

    リモート コンソールがプロキシ サーバの背後にある場合は、プロキシ サーバの詳細を指定します。

  13. アプライアンスで、リモートで管理された RPS にレプリケートしないようにするには、[このアプライアンスはリモートで管理された RPS にレプリケートしません]オプションを選択します。
  14. 次へ]をクリックします。
  15. プランの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。

    このダイアログ ボックスを使用して、基本プランを作成し、保護するノードおよびバックアップのスケジュールを指定できます。

    注:ウィザードを使用して基本プランを作成しない場合は、[プランの作成をスキップ]をクリックします。これにより最後のダイアログ ボックスである[次の手順]ダイアログ ボックスが開きます。[完了]をクリックし、UDP コンソールを開いてプランを作成します。

  16. プランを作成するために以下の詳細を指定します。
    プラン名

    プランの名前を指定します。(プラン名を指定しない場合は、デフォルトの名前として「保護プラン <n>」が割り当てられます。)

    セッション パスワード

    セッション パスワードを指定します。セッション パスワードは、データのリストア時に必要となるため重要です。パスワードを忘れないように注意してください。

    ノードをプランにどのように追加しますか?

    ノードをプランに追加する方法を指定します。以下の方法から 1 つを選択します。

    • ホスト名/IP アドレス

      この方法を使用する場合、ノードのホスト名または IP アドレスを指定することによりノードを手動で追加します。必要な数だけノードを追加できます。

    • Active Directory からのノードのディスカバリ

      この方法は、Active Directory のノードを追加する場合に使用し、Active Directory の詳細を指定してノードのディスカバリを実行してからノードを追加します。

    • vCenter/ESX Server からインポート

      この方法を使用する場合、ESX または vCenter Server から仮想マシン ノードをインポートします。このオプションでは、ここに指定したホスト名または IP アドレスで検出されたすべての仮想マシンがリスト表示されます。

    • Hyper-V Server からインポート

      この方法を使用する場合、Microsoft Hyper-V サーバから仮想マシン ノードをインポートします。

    方法を選択したら、各ダイアログ ボックスで詳細を指定します。

  17. ノードがプランに追加されたら、[次へ]をクリックします。
  18. バックアップ スケジュール]ダイアログ ボックスが表示されます。

  19. 以下のスケジュールを入力します。

    注:インストール/アップグレード時間より前にバックアップ時間を指定すると、バックアップは自動的に次の日にスケジュールされます。たとえば、エージェントのインストールを金曜日の午後 9 時にスケジュールし、バックアップを午後 8 時にスケジュールした場合、バックアップは土曜日の午後 8 時に実行されます。

    プランの作成をキャンセル:作成したプランをキャンセルするには、[プランの作成をキャンセル]をクリックします。

  20. 次へ]をクリックします。
  21. プランの確認]ダイアログ ボックスが開きます。

  22. ここで、プランの詳細を確認することができます。必要に応じて、[ノードの編集]または[スケジュールの編集]をクリックしてノードまたはスケジュールを編集するか、プランを追加または削除できます。
    ノードの編集

    保護するソース ノードを変更します。

    スケジュールの編集

    バックアップ スケジュールを変更します。

  23. プランが正しいことを確認したら、[次へ]をクリックします。
  24. 次の手順]ダイアログ ボックスが表示されます。

    環境設定が正常に終了し、Arcserve UDP コンソールで作業する準備が整いました。保護するノードをさらに追加し、仮想スタンバイなどの機能でプランをカスタマイズし、復旧ポイント サーバおよびデータ ストアを含めることによってデスティネーションを追加することができます。

  25. 完了]をクリックしてウィザードを終了し、Arcserve UDP コンソールを開きます。