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秘密鍵および公開鍵による認証の設定

公開鍵および秘密鍵を使用することにより、パスワードを指定しない場合に、ノードに安全に接続することができます。バックアップ サーバがノードとの SSH 接続を作成するたびに、バックアップ サーバは、それぞれのノード用の公開鍵および秘密鍵を確認します。キーが一致しない場合はエラー メッセージが発生します。

注:

次の手順に従ってください:

  1. root ユーザとしてバックアップ サーバにログインします。
  2. 以下の ssh-keygen コマンドを使用して、公開鍵/秘密鍵を生成します。
    ssh-keygen -t rsa -f server
    

    2 つのファイル(server.pub および server)が生成されます。

  3. 公開鍵ファイル server.pub を以下の場所にコピーします。
    /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/server_pub.key
    
  4. 秘密鍵ファイル server を以下の場所にコピーします。
    /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/server_pri.key
    
  5. (オプション)秘密鍵および公開鍵の生成中にパスフレーズを提供した場合は、以下のコマンドを実行します。
    echo "passphrase" | d2dutil encrypt > /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/key.pass
    
  6. 以下のコマンドを使用して、key.pass ファイルに対する権限を変更します。
    chmod 600 /opt/Arcserve/d2dserver/configfiles/key.pass
    
  7. ソース ノードにログインします。
  8. バックアップ サーバの server_pub.key ファイルの内容を、ノード内の以下の場所にコピーします。
    /<user_home>/.ssh/authorized_keys
    

    例:backup_admin の場合、user_home は /home/backup_admin です

    例:/home/backup_admin/.ssh/authorized_keys

  9. (オプション) SELinux によって認証ブロックされた場合は、ノードで以下のコマンドを実行します。
    restorecon /<user_home>/.ssh/authorized_keys
    

秘密鍵および公開鍵が正常に設定されます。公開鍵および秘密鍵を使用してソース ノードに接続できます。