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BMR バッチ ジョブの実行

複数のマシンで BMR を実行して、すべてのマシンに同一のオペレーティング環境をインストールする場合、バッチ BMR を実行できます。各マシンでの BMR 用に個別のジョブを作成する必要はありません。これによって時間と手間を節約でき、BMR マシンを設定する際のエラーのリスクを減らすことができます。

注:リストアするソース マシンの有効な復旧ポイントが必要です。有効な復旧ポイントがない場合は、先にソース マシンをバックアップしてからリストア ジョブをサブミットする必要があります。

はじめに、テンプレートとなる BMR ジョブにすべての BMR 設定を定義します。次に、以下のコマンドを使用して、ターゲット マシンのアドレス(IP または MAC)、ホスト名、およびネットワーク設定を変更します。

d2djob

次の手順に従ってください:

  1. 「BMR-TEMPLATE」という名前の BMR ジョブを作成し、対象となる複数のマシンの 1 台に対してこのジョブを実行します。

    注:BMR ジョブには任意の名前を指定できます。バッチ BMR スクリプトに同じジョブ名を指定する必要があります。

  2. root ユーザとしてバックアップ サーバにログインします。
  3. BMR-TEMPLATE ジョブに基づいて、複数の BMR ジョブを自動的にサブミットするバッチ BMR スクリプトを作成します。バッチ BMR スクリプトを作成するには、以下のスクリプトを使用します。
    #!/bin/sh
    prename=lab-server
    serverList[0]="<MAC_Address>"
    serverList[1]=" <MAC_Address>"
    serverList[2]=" <MAC_Address>"
    .
    .
    .
    serverList[300]=" <MAC_Address>"
    for((i=0;i<${#serverList[@]};i=i+1))
    do
    ./d2djob --newrestore="BMR-TEMPLATE" --target=${serverList[i]} --hostname=$prename$i --network=dhcp
    done
    
  4. バッチ BMR スクリプトを実行します。

    スクリプトが実行されます。複数の BMR ジョブが UI に作成されます。

BMR バッチ ジョブが実行されます。