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d2drestorevol ユーティリティがインストール済みであることの確認

d2drestorevol ユーティリティは、ボリュームをターゲット ノードにリストアします。ターゲット ノードはバックアップ サーバまたはその他の Linux ノード(クライアント)にすることができます。ターゲット ノードに restorevol ユーティリティがインストールされていない場合は、手動でこのユーティリティをインストールする必要があります。

バックアップ サーバへのリストア

ターゲット ノードがバックアップ サーバである場合、ユーティリティはインストール パッケージですでにインストールされています。ユーティリティが bin フォルダに存在することを確認します。

次の手順に従ってください:

  1. バックアップ サーバにログインします。
  2. ユーティリティが以下の場所にあることを確認します。
    /opt/Arcserve/d2dserver/bin/d2drestorevol
    

    ユーティリティがインストールされ、確認されました。

クライアントへのリストア

クライアント ノードにはユーティリティはインストールされていません。クライアントにはユーティリティを手動でインストールする必要があります。

重要:ユーティリティは、以下の手順に従ってバックアップ サーバからダウンロードする必要があります。ユーティリティをバックアップ サーバからクライアントに手動でコピーすると、正しく動作しない場合があります。

次の手順に従ってください:

  1. クライアントにログインします。
  2. コマンド ラインで、d2drestorevol ユーティリティのダウンロード パスを指定します。
    http[s]://[Backup-Server-address]:[port]/d2drestorevol
    
  3. wget などのコマンド ライン ツールを使用して、スクリプトをダウンロードします。
    wget http://192.168.1.1:8014/d2drestorevol –O d2drestorevol
    

    注:サーバが https プロトコルを使用する場合は、‘--no-check-certificate’ パラメータを含めることが必要になる場合があります。

    wget https://192.168.1.1:8014/d2drestorevol -O d2drestorevol --no-check-certificate
    
  4. 以下のコマンドを使用して、ユーティリティに実行権限を付与します。
    chmod +x d2drestorevol
    

    権限が付与されます。

d2drestorevol がインストールされ、確認されました。