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将来のバックアップ スペース要件の推定

Arcserve UDP Agent (Windows) には、バックアップに必要な空き容量の推定値を計算するためのツールが用意されています。この計算は、将来のデータ変更の予測と過去のバックアップで使用された容量に基づいています。

バックアップ容量の計算

このツールの使用方法

  1. バックアップ ソースを選択します。これは、マシン全体か、またはマシン内の選択したボリュームのいずれかです。

    選択されたバックアップ ソースの実サイズが[ソース サイズの合計]フィールドに表示されます。

  2. 将来のバックアップで予想される変更率を見積もります。

    この推定は、合計バックアップ サイズが以後の各増分バックアップでどのくらい変化したかに関する過去のパフォーマンスに基づいて行います。

    推定値が定義されている場合、Arcserve UDP Agent (Windows) はバックアップ先の設定と復旧ポイントに基づいて必要な推定バックアップ サイズを計算して表示します。また、円グラフには、使用容量および空き容量も表示されます。

  3. 圧縮後の削減容量をパーセンテージで見積もります。

    推定値

    推定値を使用すると、復旧ポイントの数に基づいて総バックアップ サイズの概算値を計算できます。この推定は、異なる圧縮設定を適用した過去のバックアップのパフォーマンスに基づいて行います。この値を変更すると、それに応じたバックアップ サイズへの影響を確認できます。

    注:必要な場合、異なる圧縮設定(圧縮なし、標準圧縮、および最大圧縮)でフル バックアップを何度か実行して過去のパフォーマンス値を定義しておくと、各設定によって実現される容量の削減率をより正確に計算できます。

    推定バックアップ サイズ

    ソース サイズの合計圧縮したフル バックアップのサイズ圧縮した増分バックアップのサイズ、および推定バックアップ サイズの合計の推定値が表示されます。

  4. この[推定バックアップ サイズの合計]値に基づいて、バックアップ先にバックアップを保存するための十分な容量があるかどうかを調べることができます。

    バックアップ先に十分な空き容量が存在しない場合は、以下の修正処置を検討してください。