Previous Topic: トラブルシューティングの概要Next Topic: エージェントの展開後に再起動不要


ポートの競合のため Arcserve UDP エージェント サービスを開始できない

Arcserve UDP Agent (Windows) が使用するポートは、Tomcat が使用するデフォルト ポートと競合する場合があります。この競合により、Tomcat の前に Arcserve UDP Agent (Windows) が起動した場合は Tomcat が失敗します。この問題を解決するため、以下のように Tomcat のデフォルト ポートを変更することができます。

  1. Arcserve UDP Agent (Windows) モニタにアクセスし、[拡張]オプションをクリックして、[サービスの停止]を選択します。

    Arcserve UDP エージェント サービスが停止します。

    Arcserve UDP エージェント トレイ アイコン

  2. Tomcat の server.xml ファイルを開いて、Tomcat の動作を変更/設定します。

    Tomcat の server.xml ファイルは、以下のフォルダ内にあります。

    C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\TOMCAT\conf
    
  3. server.xml ファイル内で <Server> タグを見つけます。

    server.xml ファイルを表すイメージ

  4. <Server> タグを以下のように編集します。

    変更前:

    <Server port="18005" shutdown="SHUTDOWN">

    変更後:

    <Server port="18006" shutdown="SHUTDOWN">

    server.xml ファイル内のサーバのポートを編集する場所を表すイメージ

  5. server.xml ファイルを保存して閉じます。

    Tomcat をシャットダウンするコマンドが設定され、指定されたポート(8015)でサーバによって受信されるようになりました。

  6. Arcserve UDP Agent (Windows) モニタにアクセスし、[拡張]オプションをクリックして、[サービスの開始]を選択します。

    Arcserve UDP エージェント サービスが開始されます。

問題が解決しない場合は、[ライブ チャット]を使用して、Arcserve Support までお問い合わせください。ライブ チャットを使用すれば、テクニカル サポート チームとのコミュニケーションを最適化でき、ユーザは製品にアクセスしたまま懸念や疑問をすぐに解決できます。