復旧ポイントをクラウド ストレージにコピーするためのクラウド アカウントを追加します。ファイル コピーまたはファイル アーカイブのタスクを作成する際は、このアカウントを使用できます。
利用可能なオプションは、Amazon S3、Amazon S3-compatible、Windows Azure、Windows Azure-compatible、富士通クラウド(Windows Azure)、Eucalyptus-Walrus です。(Amazon S3 がデフォルト ベンダです)。
注:
SET_STORAGECLASS_HEADER=false
AmazonPlugin.properties は、以下の場所に置かれています。
C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\BIN\CCI\Config
C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Management\BIN\CCI\Config
各クラウド ベンダの環境設定オプションは類似していますが、使用されている用語が若干異なっており、その相違点についても説明します。
次の手順に従ってください:
[デスティネーション:クラウド アカウント]ページが中央のペインに表示されます。
[クラウド アカウントの追加]ページが表示されます。
クラウド ストレージの名前を指定します。この名前は、クラウド アカウントを識別するためにコンソールに追加されます。各クラウド アカウントには一意のストレージ名が必要です。
ドロップダウン リストからサービスを選択します。環境設定オプションは、選択されているストレージ サービスによって異なります。
アクセス キー ID/アカウント名/照会 ID
この場所へのアクセスを要求しているユーザを指定します。
(このフィールドについては、Amazon S3 では、アクセス キー ID を使用します。Windows Azure と富士通クラウド(Windows Azure)ではアカウント名を使用します。また、Eucalyptus-Walrus では照会 ID を使用します)。
シークレット アクセス キー/シークレット キー
アクセス キーは暗号化されないため、このシークレット アクセス キーは、この場所にアクセスするためのリクエストの信頼性を確認するのに使用されるパスワードになります。
重要:このシークレット アクセス キーは、ユーザのアカウントのセキュリティを管理するのに重要です。このキーおよびアカウント認証情報は安全な場所に保管しておく必要があります。シークレット アクセス キーを Web ページや他の一般にアクセス可能なソース コード内に埋め込んだり、安全が確保されていないチャネルを介して転送しないようにしてください。
(このフィールドについては、Amazon S3 はシークレット アクセス キーを使用します。Windows Azure、富士通クラウド(Windows Azure)および Eucalyptus-Walrus は、シークレット キーを使用します)。
プロキシ サーバの設定を指定します。[プロキシ サーバを使用して接続]を選択してこのオプションを有効にします。このオプションを選択すると、プロキシ サーバの IP アドレス(またはマシン名)およびプロキシ サーバがインターネット接続する際に使用される、対応するポート番号も指定する必要があります。このオプションを選択して、プロキシ サーバでの認証が必要なように設定することもできます。該当する場合は、プロキシ サーバを使用するのに必要とされる対応する認証情報(ドメイン名\ユーザ名とパスワード)を指定する必要があります。
(プロキシ機能は Eucalyptus-Walrus では利用できません)。
クラウド ベンダに移動またはコピーされたファイル/フォルダはすべて、ユーザのバケット(またはコンテナ)内に保存および整理されます。バケットは、ファイルのコンテナのようなもので、オブジェクトをグループ化して整理するために使用されます。クラウド ベンダで保存されたすべてのオブジェクトは、バケット内に格納されます。
(このフィールドは、Amazon S3 および Eucalyptus-Walrus では、[Bucket Name]を使用します。Windows Azure および Fujitsu Cloud (Windows Azure)では[Container]を使用します)。
注:この手順では、特に指定のない限り、「バケット」として言及されるものはすべて「コンテナ」にも当てはまります。
Amazon S3 でのみ、このオプションを使用して、低冗長化ストレージ(RRS)を有効にすることができます。RRS は、Amazon S3 のストレージ オプションで、クリティカルでない再生可能なデータを Amazon S3 の標準ストレージより低いレベルの冗長性で保存することによりコストを削減することができます。標準ストレージも RRS オプションも、複数の設備および複数のデバイスにデータを保存しますが、RRS ではデータのレプリケート回数が少なくなるため、コストが低く抑えられます。Amazon S3 の標準ストレージまたは RRS のいずれを使用しても、同じ遅延およびスループットが期待できます。デフォルトでは、このオプションは選択されていません(Amazon S3 は標準ストレージ オプションを使用します)。
クラウド アカウントがコンソールに追加されます。
注:Arcserve UDP の以前のバージョンでファイル コピーおよびファイル アーカイブを設定しており、Arcserve UDP バージョン 6.0 にアップグレードした場合、ファイル アーカイブに対して、Arcserve UDP は -fa というサフィックスの付いた新しいクラウド バケットを作成します。ファイル コピーでは、以前のバージョンと同じバケットを使用します。
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