復旧ポイント サーバは、デスティネーションを作成するためにデータ ストアを必要とします。データ ストアは、バックアップ データが保存される場所を示しています。1 つの RPS に複数のデータ ストアを追加できます。
次の手順に従ってください:
[デスティネーション:復旧ポイント サーバ]ページが表示されます。
オプションのリストが表示されます。
指定した復旧ポイント サーバの名前で、[データ ストアの作成]ページが表示されます。
データ ストア名を定義します。
データ ストアが作成される復旧ポイント サーバを定義します。復旧ポイント サーバはすでにデフォルトで追加されています。
データ ストアが作成されるフォルダの場所を定義します。[参照]をクリックしてデスティネーション フォルダを選択します。
注:非デデュプリケーションおよびデデュプリケーション データ ストアについては、バックアップ先のパスを空のフォルダにしてください。
このデータ ストアに対してデデュプリケーションが有効になっていることを指定します。Arcserve UDP は、次の両方のタイプのデデュプリケーションをサポートします。ソース側デデュプリケーションとグローバル デデュプリケーション。ソース側デデュプリケーションは、重複したデータ ブロックが特定のエージェントからネットワーク上を移動することを防ぎます。グローバル デデュプリケーションは、ボリューム クラスタ レベルに基づいて重複したデータをすべてのクライアント マシンにわたって除外します。
デデュプリケーション ブロック サイズを定義します。オプションは、4 KB、8 KB、16 KB および 32 KB です。デデュプリケーション ブロック サイズは推定デデュプリケーション容量にも影響を与えます。たとえば、デフォルトの 4 KB を 8 KB に変更した場合、推定デデュプリケーション容量は 2 倍になります。デデュプリケーション ブロック サイズを増加させると、デデュプリケーション パーセンテージが減少する場合があります。
ハッシュ フォルダがソリッド ステート ドライブ上にあるかどうかを指定します。
ハッシュを保持するために割り当てる物理メモリの量を指定します。このフィールドには、デフォルト値が入力されています。デフォルト値は、以下の計算に基づいています。
RPS の物理メモリが 4 GB より小さい(または 4 GB と同じ)場合、ハッシュ メモリの割り当てのデフォルト値は RPS の物理メモリと同じです。
RPS の物理メモリが 4 GB より大きい場合は、Arcserve UDP がこの時点の空きメモリを計算します。使用可能な空きメモリが現在 X GB であると仮定します。Arcserve UDP ではさらに以下の条件を確認します。
例:RPS に 32 GB の物理メモリがあるとします。データ ストアの作成中に、オペレーティング システムおよび他のアプリケーションで 4 GB のメモリを使用しているとします。そのため、この時点の使用可能な空きメモリは 28 GB です。その場合、[ハッシュ メモリの割り当て]のデフォルト値は 22.4 GB (22.4 GB = 28 GB * 80%)です。
実際の一意のデータ ブロックを保存するためのデータ デスティネーション フォルダを定義します。ソースのオリジナルのデータ ブロックを含む最も大きいディスクを使用します。
注:[データ デスティネーション]パスには空のフォルダを指定してください。
インデックス ファイルを保存するためのインデックス デスティネーション フォルダを定義します。デデュプリケーション処理を改善するには、別のディスクを選択してください。
注:[インデックス デスティネーション]パスには空のフォルダを指定してください。
ハッシュ データベースを保存するためのパスを定義します。Arcserve UDP では、SHA1 アルゴリズムを使用して、ソース データのハッシュを生成します。ハッシュ値はハッシュ データベースによって管理されています。高速 SSD (ソリッド ステート ドライブ)を選択すると、デデュプリケーション容量が増加し、必要なメモリ割り当てが減少します。
注:[ハッシュ デスティネーション]パスには空のフォルダを指定してください。
注:以下の 4 つのフォルダに同じパスを指定することはできません。バックアップ先フォルダ、データ デスティネーション、インデックス デスティネーション、 および ハッシュ デスティネーション。
データの圧縮設定が有効になっていることを指定します。
標準的な圧縮タイプを使用するかどうかを指定します。
圧縮は、ディスクの使用量を減らすためによく使用されますが、CPU 使用率が増加するため、バックアップ速度が低下するという影響があります。要件に応じて、3 種類のオプションから 1 つを選択できます。
注:詳細については、「圧縮タイプ」を参照してください。
暗号化設定が有効になっていることを指定します。このオプションを選択する場合、暗号化パスワードの指定と確認が必要です。
データの暗号化とは、解読メカニズムがなければ理解できない形式にデータを変換することです。Arcserve Unified Data Protection ソリューションでは、安全な AES(Advanced Encryption Standard)暗号化アルゴリズムを使用し、データに対して最大限のセキュリティおよびプライバシーを確保します。データ ストアについては、暗号化または暗号化なしがサポートされています。暗号化する場合は、AES-256 のみ使用可能です。
データ ストアでの最大同時実行ジョブ数を指定します。
制限なし:デフォルトは、このデータ ストア内のすべてのジョブがすぐに開始されることを意味します。
次に制限:1 から 9999 までの値で指定します。値は、同時に実行できるジョブの数を示します。実行されるジョブがその数に達した場合、別のジョブはキューに置かれ、いずれかの実行中のジョブが完了した場合にのみジョブが開始できます。完了したジョブとは、完了、キャンセル、または失敗したジョブのことを指します。
この数は、サーバ ノードではなく、ジョブの種類に適用されます。たとえば、値 5 は、5 つのバックアップ ジョブが実行されることを示します。5 つのバックアップ ジョブの後にスケジュールされたジョブはキューで待機しますが、ファイル システム カタログなどの別のジョブはサブミットできます。
注:数の制限は、アウトバウンドのレプリケーション ジョブにのみ影響を与えます。インバウンドのレプリケーション ジョブには影響ありません。数の制限はリストアまたは BMR ジョブには影響しません。そのようなジョブはキューに配置されません。
データ ストアが作成され、中央のペインに表示されます。データ ストアをクリックすると、右ペインに詳細が表示されます。
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