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ベスト プラクティスの適用

マルチストリーム パラメータの設定

WAN 経由のレプリケーションに関する設定は以下のレジストリ キーで保存されます。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\Network]

以下のリストは、レジストリ キーおよびそれらのデフォルト値を示しています。

以下はレジストリ キー設定の説明を示しています。

WAN_EnableAutoTunning

スイッチを指定して複数のストリーミングを有効または無効にします。値が 0 の場合、マルチストリームは無効になります。その他の値の場合は、マルチ ストリームは有効になります。マルチ ストリームを有効にするデフォルト値は 1 です。

WAN_ChunkSizeByte

各パケットのデータ チャンク サイズを指定します。パケット サイズはスループットに影響します。WAN 帯域幅が高い場合、データ チャンク サイズも増加することができます。

デフォルト値は 4k バイトです。コードでは範囲は 512 バイトから 1M バイトに制限されています。

WAN_NumberofStreams

遅延が WAN_RTT_Threshhold の値より多い場合に WAN 上に作成する必要のあるストリーム数を指定します。デフォルト ストリーム番号は 5 です。ストリーム範囲は 1 ~ 10 です。

WAN_RTT_Threshold

RTT が WAN_RTT_Threshold を超えている場合、複数のソケットが作成されます。WAN_RTT_Threshold の単位はミリ秒(ms)です。デフォルト値は 50 ミリ秒です。範囲は 20 ms から 600 ms に制限されています。

WAN_MultiStreamsMaxCacheSize

マルチ ストリームが有効であるときに割り当てられるメモリ サイズを指定します。このメモリ バッファは、受信した断片化されたメモリのキャッシュに使用されます。値の範囲は 16 MB ~ 64 MB です。デフォルト値は 16 MB です。ゼロを指定した場合、値は 64 MB に設定されます。この値の単位はバイトです。

WAN_SendCommandFragDataMerged

値がゼロではない場合、通信ライブラリは小さいファイルをグループ化し、1 つにまとめて送信します。値がゼロの場合、小さなファイルは個別に送信されます。デフォルト値は 1 です。

注: