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Hyper-V VM のプレフライト チェック項目のソリューション

以下の表では、Hyper-V VM のプレフライト チェックの結果としてのエラーおよび警告を解決するのに役立つソリューションについて説明します。

Hyper-V 認証情報

ステータス

メッセージ

解決策

エラー

Hyper-V サーバの ADMIN$ 共有へのアクセスに失敗したか、または正しい認証情報がありません。

  • Hyper-V サーバが実行中かどうかを確認します。
  • Hyper-V サーバのネットワークが接続可能であることを確認します。
  • Hyper-V サーバの ADMIN$ 共有が有効になっていることを確認します。
  • Hyper-V から VM をインポートする場合は、Hyper-V の管理者権限を提供します。

統合サービス

ステータス

メッセージ

解決策

警告

インストールされていないか、実行中でないか、または稼働していません。

統合サービスをインストール/アップグレード/有効化します。

注:

  • Windows VM で統合サービスがインストールされている場合は、次の 2 つの必要なサービスが VM で実行されているかどうかを確認します:Hyper-V データ交換サービスおよび Hyper-V ボリューム シャドウ コピー リクエスタ。さらに、VM のイベント ログに Hyper-V サービスのエラーがあるかどうかも確認します。
  • Linux VM では、最新の統合サービスがインストールされており、キーと値のペア、および Live 仮想マシン バックアップ機能が特定の Linux VM で使用可能であることを確認します。Hyper-V VM 上の Linux の統合サービスの詳細については、Microsoft サポート技術情報を参照してください。

警告

応答していません

VM のゲスト OS で統合サービスを再起動します。

警告

仮想マシン内部の統合サービスは Hyper-V サーバ内の統合サービスと互換性がありません。

Arcserve UDP にエージェント ベースのバックアップ プランを作成するか、または Arcserve UDP エージェントを使用して、VM をバックアップします。

警告

期限切れです。

統合サービスをアップグレードします。

電力状態

ステータス

メッセージ

解決策

警告

電源がオフになりました。

仮想マシンの電源をオンにします。

警告

一時停止中です。

仮想マシンの電源をオンにします。

ディスク

ステータス

メッセージ

解決策

警告

仮想マシンに接続された物理ハード ディスクはバックアップされません。

Arcserve UDP にエージェント ベースのバックアップ プランを作成するか、または Arcserve UDP エージェントを使用して、仮想マシンをバックアップします。

エラー

VM をバックアップできません。VM はリモート共有上にディスクがあります。

Arcserve UDP にエージェント ベースのバックアップ プランを作成するか、または Arcserve UDP エージェントを使用して、仮想マシンをバックアップします。

警告

インスタンス UUID による仮想マシンの取得に失敗しました。

仮想マシンが Hyper-V サーバに存在するかどうかを確認します。

データ整合性

ステータス

メッセージ

解決策

警告

アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。仮想マシンにダイナミック ディスクが存在しています。

Arcserve UDP にエージェント ベースのバックアップ プランを作成するか、または Arcserve UDP エージェントを使用して、仮想マシンをバックアップします。

警告

VM にストレージ領域があるため、アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。

Arcserve UDP にエージェント ベースのバックアップ プランを作成するか、または Arcserve UDP エージェントを使用して仮想マシンをバックアップします。

警告

VM のボリュームのシャドウ コピー ストレージが別のボリュームに存在するため、アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。

ボリュームのシャドウ コピー ストレージ領域をボリューム自体に変更します。

注:Hyper-V 2012 R2 の VM では、Microsoft の特定の更新が Hyper-V ホストで適用された場合、アプリケーション整合性のあるスナップショットはそのような場合に引き続きサポートされます。

警告

アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。仮想マシンに NTFS/Refs 以外のファイル システムが存在しています。

仮想マシンをバックアップする場合、NTFS/Refs 以外のファイル システムをスキップするときは、Arcserve UDP にエージェント ベースのバックアップ プランを作成するか、または Arcserve UDP エージェントを使用して、仮想マシンをバックアップします。

注:Hyper-V 2012 R2 の VM では、Microsoft の特定の更新が Hyper-V ホストで適用された場合、アプリケーション整合性のあるスナップショットはそのような場合に引き続きサポートされます。

警告

アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。ScopeSnapshot 機能が仮想マシン内で有効になっています。

DWORD レジストリ キーの HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SystemRestore\ScopeSnapshots を値「0」で追加して、VM 内部での範囲指定スナップショットを無効にします。

警告

アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。統合サービスが動作していません(失敗状態)。

[統合サービス]列を参照します。

警告

アプリケーションはインスタンス UUID によって仮想マシンを取得できなかったため、検証されませんでした。

仮想マシンが Hyper-V サーバに存在するかどうかを確認します。

警告

仮想マシンの電源がオンになっていないため、検証されませんでした。

[電力状態]列を参照します。

警告

アプリケーション整合性のあるスナップショットはサポートされていません。理由を確認するために仮想マシンにログインできませんでした。

ビルトインローカル管理者またはドメイン管理者の認証情報を指定して、仮想マシンのゲスト オペレーティング システムにログインします。また、仮想マシンにネットワーク接続があることを確認します。

警告

アプリケーション整合性のあるスナップショットは不明な理由によりサポートされていません。

アプリケーション整合性のあるスナップショットを取得できない理由を特定するには、イベント ログを確認します。イベント ログは、以下の場所に置かれます。

VM 内:イベント ビューア > Windows ログ > アプリケーションとシステム。ログで、ディスク、VSS、VolSnap から発生したエラーを確認します。

Hyper-V サーバ上:イベント ビューア > Windows ログ > アプリケーションとサービス ログ > Microsoft > Windows > Hyper-V-*。ログで、VM ごとのエラーを確認します。