以下のセクションでは、CA ARCserve Backup を使用する際のセキュリティに関する問題に対処する方法を説明します。 セキュリティに関する問題の症状は多岐に渡るため、このセクションでは考えられる解決策のみを説明します。
以下に、セキュリティ関連の問題に対処するための解決策を示します。
ローカルの CA ARCserve Backup サーバのみをバックアップする場合は、インストール時に設定されたCA ARCserve Backup システム アカウントに、充分な権限(Administrator および Backup Operator の権限)が付与されています。
Client Agent for Windows または CA ARCserve Backup のネットワーク機能を使用して、ドメイン内のリモート データをバックアップする場合は、バックアップ アカウントに追加の権限が必要です。 強力なバックアップ アカウントを作成する際に共通して必要となる権限の、全般的なガイドラインを以下に示します。 バックアップ アカウントは、使用する環境のニーズに合わせてカスタマイズできます。また、環境によっては必要でない権限もあります。
注: ストレージ関連機能のセキュリティ要件は、アクセス対象のリソースにより異なります。 Windows のセキュリティ ルールと要件を、常に考慮しておく必要があります。
バックアップ アカウントは、以下のグループに追加する必要があります。
注: バックアップ オペレータ グループに属するユーザには、CA ARCserve Backup データベースにアクセスする権限がありません。 そのため、バックアップ マネージャでメンバ サーバはユーザに表示されません。
バックアップ アカウントには、以下のユーザ権利を割り当てる必要があります。
CA ARCserve Backup ドメインにログインできるようにするには、cstop コマンドを実行してから、cstart コマンドを実行します。 これでサービスが正しく通信でき、caroot と同等の権限を持つユーザ アカウントが CA ARCserve Backup ドメインにログインできるようになります。
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