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データベース ファイルを含むノード全体のバックアップ

データベース ファイルを含むノードをバックアップする場合、バックアップ ジョブの作成時に、すべてのデータベースにアクセスできる適切な認証を入力する必要があります。 適切な認証情報には、該当するデータベースのユーザ名とパスワードが含まれます。 バックアップ ジョブを実行するときは、この認証情報を指定する必要はありません。

データベース認証を簡略化するため、ノード全体のバックアップ ジョブを作成するときには[セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが表示されます。 [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスは、ツールバーの[サブミット]ボタンをクリックするか、バックアップ マネージャ ウィンドウの[ファイル]メニューで[保存]または[名前を付けて保存]を選択すると表示されます。

[セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスは、以下の 2 つの目的で使用されます。

データベース ファイルを含むノード全体のバックアップ方法

  1. [バックアップ マネージャ]を開いて[ソース]タブを選択します。
  2. [ソース]ディレクトリ ツリーから、バックアップするノードを選択し、ツールバーの[サブミット]ボタンをクリックしてジョブをサブミットします。

    ノードにデータベース ファイルが含まれる場合は、[セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが開き、そのノードに含まれるすべてのデータベース、ユーザ名、およびパスワードのリストが表示されます。

    重要: クライアント エージェントのパスワード セキュリティは、Agent for Open Files、VSS Writer などの Client Agent for Windows でのみ使用できます。 パスワード セキュリティが有効に設定されていて、クライアント エージェントと同じマシンにデータベース エージェント、アプリケーション エージェント、またはメッセージング エージェントがインストールされている場合、ノード全体のバックアップはできません。 システム セキュリティがデフォルトの設定です。 プライマリ サーバまたはスタンドアロン サーバのパスワード セキュリティを有効にしている場合、ジョブ キューおよびカタログ データベースに対して自動作成されたデータベース保護ジョブは失敗します。 データベース、アプリケーション、またはメッセージング エージェントを実行しているマシン上では、ジョブをサブミットする前にエージェントの環境設定においてパスワード セキュリティを有効にしないでください。

  3. ユーザ名またはパスワードを必要に応じて設定/変更する場合は、[セキュリティ]ボタンをクリックします。

    適切なユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

    [セキュリティ]ダイアログ ボックスには、該当するマシンのバックアップ権限を持つユーザ名とパスワードを指定する必要があります。 たとえば、Administrator または root などです。

    注: CA ARCserve Backup では、23 文字を超えるパスワードでのシステムへのログインをサポートしていません。 ログインしようとしているシステムのパスワードが 23 文字を超える場合は、エージェント システムにおいてパスワードが 23 文字以下になるように修正すると、エージェント システムにログインできます。

  4. [OK]をクリックします。

    [サブミット]ダイアログ ボックスが開きます。

  5. ジョブに必要なフィールドに入力して、[OK]をクリックします。

    ノード全体を対象とするバックアップ ジョブがサブミットされます。

詳細情報:

バックアップ ジョブのサブミット