新規ユーザの作成、既存ユーザの削除、ユーザ パスワードの変更、他のユーザの同等アカウントの設定や削除を実行するために、caroot の同等ユーザとしてログインする場合、認証コマンド(ca_auth)を使用します。 caroot 以外のユーザと同等の権限でログインした場合、ca_auth を使用すると、自身のパスワードを変更したり、有効にしたりすることができます。
注: CA ARCserve Backup ユーザと同等の権限を持たないでログインした場合、ca_auth を使用するには、同等の権限を与えられる必要があります。
CA ARCserve Backup には、CA ARCserve Backup 機能をすべて制御できるルート レベルのシステム管理者(root ユーザ)プロファイルが用意されています。 このユーザ プロファイルは「caroot」と呼ばれ、CA ARCserve Backup を初めてインストールするときに設定されます。
caroot プロファイルのパスワードは、インストール時に設定するか、ca_auth または CA ARCserve Backup のホーム ディレクトリにある AuthSetup.exe を使用して後で設定または変更できます。 セキュリティ上の理由から、このアカウントにはパスワードを設定することを推奨します。
注: caroot ユーザ プロファイルは、CA ARCserve Backup マネージャの GUI およびバックアップ関連の機能へのアクセスを制御します。オペレーティング システムへのログインに必要なセキュリティと混同しないように注意してください。
CA ARCserve Backup では、caroot と同等な権限を持つユーザを作成できます。 caroot の同等ユーザは、すべての CA ARCserve Backup 機能の完全なアクセス権を持っており、ca_backup や ca_restore など、コマンド ライン ユーティリティを使用できます。 ホスト上の任意の Windows ユーザに caroot と同じアクセス権を付与できます。 caroot と同等の権限をユーザに与えるには、caroot の同等ユーザとしてログインするか、caroot のパスワードを知っている必要があります。
ca_backup、ca_restore、ca_qmgr などのコマンド ライン ユーティリティをリモートの CA ARCserve Backup サーバと組み合わせて使用すると、ユーザは CA ARCserve Backup にログインせずにそれらのコマンドを実行して、バックアップ ジョブやリストア ジョブをサブミットしたり、モニタすることができます。
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