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ca_backup - ジョブ実行引数

ca_backup コマンドは、ジョブ実行引数を提供しており、これを使用してバックアップ ジョブにジョブ実行の方法を指定できます。 ca_backup のジョブ実行オプションを使用すると、バックアップ ジョブをサブミットして即座に実行したり、ホールド状態のジョブをサブミットしたり、または後の日時で実行するようにジョブをスケジュールすることができます。 選択した方式によって、バックアップを実行する日時が決まります。

重要: すべてのジョブがスケジュール時間どおりに開始するようにするには、メンバ サーバのシステム時間と対応するプライマリ サーバのシステム時間とを同期させる必要があります。 Windows Time Service を使用して、ドメイン内のすべての ARCserve サーバ上の時刻を同期します。

ca_backup コマンドには、以下のジョブ実行引数が含まれます。

ca_backup
[-at <hh:mm>]
[-on <mm/dd/yy[yy]>]
[-hold | -runjobnow]
[-description <description string>]

-at <hh:mm>

バックアップ ジョブの実行時刻を指定します。

注: CA ARCserve Backup のジョブのすべての時刻は、CA ARCserve Backup サーバの所在地のタイム ゾーンに基づいてスケジュール設定されます。 エージェント マシンが CA ARCserve Backup サーバとは異なるタイム ゾーンにある場合、ジョブを実行する現地時間を計算する必要があります。

-on <mm/dd/yy[yy]>

バックアップ ジョブの実行日を指定します。

-hold

バックアップ ジョブをホールド状態でサブミットします。

-runjobnow

バックアップ ジョブを即座にサブミットし、実行します。

-description <description string>

ジョブにコメントを追加します。

注: 文字列に空白文字が含まれる場合は、文字列を二重引用符("")で囲む必要があります。

詳細情報:

ca_backup - バックアップ マネージャ コマンド

ca_backup - 例