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Mergecat ユーティリティ

マージ カタログ ユーティリティ(Mergecat.exe)を使用すると、ARCserve Backup¥temp ディレクトリに残っているすべての .cat ファイルで、手動でマージを行うことができます。

バックアップ時に、データベース情報が .tmp ファイルに書き込まれます。 そのバックアップ セッションの最後に、.tmp ファイルが .cat ファイルに変わり、そのセッションの最後のファイルとしてテープに書き込まれます。 また、バックアップの最後に Mergecat.exe ユーティリティが実行され、元のジョブに関係なく、すべての *.cat ファイルがデータベースにマージされます。

Mergecat ユーティリティを実行すると、CA ARCserve Backup は ARCserve Backup¥catalog.db ディレクトリからすべての .cat ファイルを取得し、データベースにマージします。

注: cat ファイルをテープから手動でマージする場合は、Mergecat.exe ユーティリティは使用しません。ARCserve Backup¥catalog.db ディレクトリに残った .cat ファイルをマージする場合に使用します。

mergecat ユーティリティは、以下のディレクトリにあります。

C:¥Program Files¥CA¥ARCserve Backup>mergecat.exe

使用法:

Mergecat.EXE /F:00000000.CAT /D:[0/1]
/F:CATALOG.CAT - デフォルトではすべてのカタログがマージされます
/D:1 - デフォルトでは、マージ後にカタログ ファイルが削除されます 

.cat ファイルが最初に書き込まれるとき、そのファイルの読み取り属性が無効になります。 デフォルトでは、Mergecat ユーティリティによって .cat ファイルが処理された後、読み取り専用属性が自動的に適用されます。 読み取り専用属性が適用された SQL データベースに .cat ファイルをマージする必要がある場合、以下のコマンドを実行します。

mergecat /F:"<fullpath>.cat" /R

読み取り専用属性が適用されていても、これによりこのカタログ ファイルが SQL データベースにマージされます。