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MergeOLF ユーティリティ

MergeOLF ユーティリティを使用すると、ライセンスを 1 つの ARCserve システムから別の ARCserve システムに移動できます。

このユーティリティでは、既存のライセンスを持つ ARCserve システムに新しいライセンスをインストールし、複数のライセンス ファイルを 1 つのファイルにマージすることができます。 このユーティリティはステータスに関するメッセージをコンソールおよび指定したファイルに出力します。 このコマンドはコマンド ラインから実行します。

構文

MERGEOLF <new_olf> [-c <current_olf>] [-o <output_olf>] [-b <backup_olf>] [-d <debug_log>]
-n <new_olf>

マージする新しい OLF ファイルの名前を指定します。

-c <current_olf>

マージする現在の OLF ファイルのパスと名前を指定します。

デフォルト: ca.olf

-o <output_olf>

作成する新しい OLF ファイルのパスと名前を指定します。

デフォルト: ca.olf

-b <backup_olf>

現在の OLF ファイルのバックアップ ファイルのパスと名前を指定します。

デフォルト: ca.old

-d <debug_log>

デバッグを有効にし、情報を mergeolf.log ファイルに保存します。

例: 新しいライセンスを古いライセンス ファイルにマージ

以下の例では、ca.nol という名前に変更された新しい olf ファイルを既存の ca.olf ファイルにマージします。

MERGEOLF -n ca.nol -c c:¥program files¥ca¥SharedComponents¥ca_lic¥ca.olf -o c:¥program files¥ca¥SharedComponents¥ca_lic¥ca.olf -b c:¥program files¥ca¥SharedComponents¥ca_lic¥ca.old