前のトピック: マルチストリーム オプション次のトピック: アクティビティ ログ メッセージ


ドキュメント レベルのバックアップの実行

ドキュメント レベルのバックアップ ジョブをサブミットする前に、Exchange Server サービスが Exchange Server 上で開始されていること、および CA ARCserve Universal Agent が起動していることを確認してください。

注: 以下の手順は、CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Exchange Server のすべてのバージョンに適用されます。ただし、以下の点に注意してください。

ドキュメント レベルのバックアップを実行する方法

  1. CA ARCserve Backup ホームページで、[クイック スタート]メニューから[バックアップ]を選択します。

    バックアップ マネージャ ウィンドウが開きます。

  2. [バックアップ マネージャ]ウィンドウが表示された後で、[Microsoft Exchange Server -- ドキュメント レベル]オブジェクトを展開し、バックアップするアイテムを選択します。

    注: メール コネクタ、システム アテンダント、Internet Mail Service、およびMS Schedule+などの特殊なメールボックスは、バックアップの対象として選択できません。 これらは特殊なシステム メールボックスであるため、バックアップは避けてください。 また、隠しメールボックスもバックアップできません。

  3. 表示フィルタが表示された後で(500 アイテムを超える場合は表示フィルタが自動的に表示されます)、フィルタを設定して検索するアイテムを指定し、[OK]ボタンをクリックします。
  4. バックアップするアイテムを選択します。
  5. ドキュメント レベルでバックアップ方式を選択するには、[Microsoft Exchange Server -- ドキュメント レベル]を右クリックして、[エージェント オプション]を選択し、バックアップ方式を選択して、次に[OK]ボタンをクリックします。

    バックアップ方式の詳細については、「ドキュメント レベルのバックアップ方式」を参照してください。

  6. メールボックス、フォルダ、または添付ファイルをバックアップ ジョブから除外する場合は、[Microsoft Exchange Server -- ドキュメント レベル]を右クリックして[フィルタ]を選択し、フィルタを設定して[OK]をクリックします。 フィルタの詳細については、「フィルタリング基準」を参照してください。
  7. (オプション)必要な場合は、サーバ側の機能(CRC 検証、データ暗号化、データ圧縮など)を有効化します。 詳細については、「CA ARCserve Backup 管理者ガイド」を参照してください。
  8. [デスティネーション]タブをクリックし、バックアップ先を選択します。
  9. [スケジュール]タブをクリックします。 カスタム スケジュールを使用する場合は、[繰り返し方法]を選択し、ドキュメント レベルでバックアップ方式を選択しなかった場合は、バックアップ方式を選択します。 ローテーション スキーマを使用する場合は、[ローテーション スキーマ]オプションを選択し、スキーマを設定します。

    ジョブのスケジュールおよびローテーション スキームの詳細については、オンライン ヘルプまたは「CA ARCserve Backup 管理者ガイド」を参照してください。

  10. [サブミット]ツールバー ボタンをクリックします。

    [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが表示されます。

  11. [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが開いたら、各オブジェクトに対して正しいユーザ名とパスワードが入力されていることを確認します。 ユーザ名やパスワードを入力または変更する場合は、[セキュリティ]ボタンをクリックして変更を行い、[OK]ボタンをクリックします。
  12. [OK]をクリックします。

    [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが開きます。

  13. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスから、[即実行]を選択して今すぐジョブを実行するか、[実行日時指定]を選択してジョブを実行する予定の日時を選択します。

    ジョブの説明を入力します。

    複数のソースのバックアップを選択した場合に、ジョブ セッションの開始順序を設定するには、[ソース優先度]をクリックします。 [一番上へ]、[上へ]、[下へ]、[一番下へ]の各ボタンを使用して、ジョブが処理される順序を変更します。 優先順位付けが終わったら、[OK]をクリックします。

    [ジョブのサブミット]ページで[OK]をクリックして、ジョブをサブミットします。

バックアップ ジョブをサブミットした後で、ジョブ ステータス マネージャに移動し、アクティブ ジョブをダブル クリックすると、リアルタイム ジョブのプロパティを表示できます。 [メッセージング シングル インスタンス ストレージを使用する]を有効にしている場合は、SIS 最適化の前に、サイズに関連するフィールドすべてにサイズが反映されます。 SIS 最適化後の、バックアップの実際のサイズが[アクティビティ ログ]に表示され、[(xx)MB メディアに書き込み済み]と記録されます。

詳細情報:

フィルタリング基準

ドキュメント レベルのバックアップのグローバル オプション

ドキュメント レベル バックアップ ジョブ用のバックアップ オプションの指定