バックアップ ジョブには、データの抽出元であるデータ ソース(ソース)と、抽出したデータの保管先となるストレージ デバイス(デスティネーション)が必要です。 Lotus Domino からデータをバックアップするには、バックアップ マネージャを使用し、ソースとして Lotus Domino サーバ オブジェクト、デスティネーションとして CA ARCserve Backup デバイスを選択してバックアップ ジョブをサブミットする必要があります。
注: Agent for Lotus Domino は、エージェント サーバでのデータ暗号化およびデータ圧縮をサポートしていません。
データをバックアップする方法
[バックアップ マネージャ]ウィンドウが表示されます。
該当するツリーが展開され、バックアップ可能なサーバが表示されます。
注: Lotus Domino サーバ名の長さが使用可能な文字数を超過している場合、CA ARCserve Backup は制限を超えている余分な文字を自動的に切り捨て、文字列の最後の 2 文字を 01 で置き換えます。 同じ名前の Lotus Domino サーバが別に存在する場合、CA ARCserve Backup は再度名前を最大文字数で切り捨て、文字列の最後の 2 文字を 02 で置き換えます。
CA ARCserve Backup r12 の場合、サーバ名の最大長は 30 文字です。 CA ARCserve Backup r12.1 以降の場合、サーバ名の最大長は 79 文字です。
CA ARCserve Backup r12 の場合の例
「User1223334444555556666667777777」(32 文字)
「User12233344445555566666677701」(30 文字)
「User12233344445555566666677702」(30 文字)
CA ARCserve Backup r12.1 の場合の例:
「User11111111112222222222333333333344444444445555555555666666666677777777778888888」(81 文字)
「User111111111122222222223333333333444444444455555555556666666666777777777788801」(79 文字)
「User111111111122222222223333333333444444444455555555556666666666777777777788802」(79 文字)
該当するツリーが展開され、選択した Lotus Domino サーバ上にあるデータベースのリストが表示されます。 また、Lotus Domino のトランザクション ログ オプションが有効に設定されており、ログ形式としてアーカイブが選択されている場合、展開された Lotus Domino ツリーにトランザクション ログのアイコンも(アルファベット順で)表示されます。
Lotus Domino サーバ全体を選択することも、サーバ内の個々のオブジェクト(データベースやトランザクション ログ)を選択することもできます。
[フィルタ]ダイアログ ボックスが開きます。
注: CA ARCserve Backup Agent for Lotus Domino でサポートしているのは、ファイル パターン フィルタとディレクトリ パターン フィルタのみです。 これらのフィルタを使用すると、特定のファイル名やファイル パターン、または特定のディレクトリ名やディレクトリ パターンに基づいて、ファイルまたはディレクトリをジョブに含めるか除外するかを指定することができます (ファイル データ フィルタは、このエージェントでは使用できません)。 フィルタ オプションの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
アーカイブ形式のトランザクション ログ オプションが有効に設定されている場合、増分バックアップを行うと、トランザクション ログ ファイルと、前回のフルまたは増分バックアップ以降に新しい DBIID が割り当てられたファイルのみがバックアップされます。 アーカイブ形式のトランザクション ログ オプションが無効に設定されている場合、増分バックアップを行うと、前回のフル バックアップまたは増分バックアップ以降に変更されたデータベース ファイルのみがバックアップされます。
注: これらのオプションの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
[スキーマ名] - サブミットするローテーション ジョブの種類を指定します。
[開始日] - バックアップを開始する日付を選択します。
[実行時間] - バックアップを開始する時刻を選択します。
[GFS を有効化] - 事前定義済みの GFS (Grandfather-Father-Son)ローテーション スキーマを選択します。
注: これらのオプションの詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
すべてのバックアップ ジョブ属性を指定すると、バックアップ ジョブが開始されます。 [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスが表示されます。
重要: [セキュリティおよびエージェント情報]ダイアログ ボックスには、リモートの Windows NT、および Windows 2003/2008 サーバの情報のみを入力できます。 作業を続行するには、少なくともバックアップするための権限が必要です。 ローカル マシン上の Lotus Domino データベースをバックアップする場合は、このダイアログ ボックスに情報を入力する必要はありません。
[ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが表示され、ジョブの種類、データベース ファイルのソース ディレクトリ、およびデスティネーションの情報に関するサマリが表示されます。 必要に応じて、[ジョブの詳細]フィールドにジョブの説明を入力します。
[ジョブ ステータス]ウィンドウが開き、[ジョブ キュー]と[ジョブの詳細]が表示されます。 サーバ名を右クリックして[プロパティ]を選択すると、より詳細なジョブ モニタ情報を表示することができます。 [ジョブ モニタ]ウィンドウが開き、バックアップ プロセスの詳細とステータスが表示されます。
バックアップ ジョブが完了すると、ステータス ウィンドウが表示され、バックアップ ジョブの最終ステータス(成功または失敗)が表示されます。
[ステータス]ウィンドウが閉じられます。
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