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エージェントが内部セッションを生成しない

Windows Hyper-V システムで有効

症状:

パススルー ストレージ デバイスを使用してデータをバックアップする場合、エージェントが内部バックアップ セッションを生成しません。

解決方法:

これは、以下のような状況で発生する可能性があります。

注: バックアップ モードの詳細については、「グローバル バックアップとローカル バックアップの動作方法」を参照してください。

仮想ハード ディスク(VHD/VHDX)ファイルは、Hyper-V システム上に存在するボリュームの環境設定を定義する Hyper-V システム上に保存されるファイルです。 ほとんどのシナリオでは、Hyper-V 仮想マシンは、VHD/VHDX ファイルに定義されている環境設定に基づいてストレージにアクセスします。 必要に応じて、VM でパススルー ストレージ デバイスを使用してストレージにアクセスするようにできます。 パススルー ストレージ デバイスは VHD/VHDX ファイル内には定義されておらず、Hyper-V サーバに直接マップされています。 このデバイスは、Hyper-V サーバ、または Hyper-V サーバにマップされる SAN (Storage Area Network) LUN (論理装置番号)上に存在する物理ディスクである場合があります。

エージェントは、以下の種類の VM バックアップ ジョブの実行に対して内部セッションを生成します。

ただし、これらの種類のジョブが実行される際、エージェントが VHD/VHDX ファイルにアクセスしないため、エージェントは内部セッションを生成できません。