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Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2012、Windows 8 システムの WinPE を使用した惨事復旧

このセクションでは、WinPE (Windows Pre-installation Environment)惨事復旧 CD を使用して、以下のオペレーティング システムを惨事から復旧する処理について説明します。

:Arcserve Backup Disaster Recovery には、惨事復旧の過程で発生する問題の解決に役立つさまざまなユーティリティが各画面で提供されます。これらのユーティリティの詳細については、「Disaster Recovery ユーティリティの使い方」を参照してください。

以下の点に注意してください。

:フル バックアップ後は、惨事復旧プロセスで使用される場所に惨事復旧情報を保存できます。

次の手順に従ってください:

  1. 復旧対象のコンピュータに WinPE 惨事復旧ディスクを挿入し、Windows ブート マネージャ画面を開きます。
  2. 優先の言語およびキーボード レイアウトを選択し、[次へ]をクリックして DR 情報の選択画面を開きます。
  3. 惨事復旧情報を見つけるには、以下のいずれかのオプションを選択します。

    以下の点に注意してください。

  4. [次へ]をクリックしして[プレフライト チェック]画面を開きます。

    この画面は、環境に関する潜在的な問題を検出して解決するための環境設定リストです。基本的に、環境設定リストで選択した各項目の説明が、問題を説明する画面の下部に表示されます。

    :環境設定リストのステータスを更新するには、再スキャンのステータスをクリックします。

    Windows PE 惨事復旧 - [プレフライト チェック]画面。

    選択した惨事復旧情報に基づいて、以下の項目が画面に表示されます。

  5. [次へ]をクリックすると、ディスク パーティションをリストアする[ディスク パーティションのリストア]画面が開きます。

    Windows PE 惨事復旧 - [ディスク パーティションのリストア]画面。

    Arcserve Backup Disaster Recovery は、保存されたディスク レイアウト情報に基づいて、ディスク パーティションを自動的にリストアします。

  6. ディスク パーティションがリストアされたら、[次へ]をクリックします。Arcserve Backup 惨事復旧セッションをリストアする[リストア対象セッションを選択します]画面が開きます。

    Windows PE 惨事復旧 - [ディスク パーティションのリストア]画面。

    Arcserve Backup Disaster Recovery では、ハード ディスク内の各ドライブに割り当てるセッションを指定でき、セッション パスワードを割り当てる際の支援も提供されます。同時に、増分/差分バックアップ セッションを回復することもできます。

    セッション暗号化ステータスに基づき、[リストア対象セッションを選択する]画面には 4 種類のアイコンが表示されます。

    セッションをスキャンおよび置換する

    :[イジェクト]ボタンは RDX ドライブなどのリムーバブル ディスク ドライブに対してのみ使用されます。ただし、一部のリムーバブル ディスク ドライブは、メディアを切り替える必要のある惨事復旧モードでイジェクトできません。

    重要:ボリューム C と [セッション名]列の下のシステム状態セッションをリストアする必要があります。そうしないと、惨事復旧は失敗します。

  7. [次へ]をクリックして[セッション リストアのサマリ]画面を開きます。

    注:この画面で、選択したセッションを確認します。

    Windows PE 惨事復旧 - [セッション リストアのサマリ]画面。

  8. [開始]をクリックしてデータ リストア プロセスを開始し、[リストア プロセスの開始]画面を開きます。

    この画面には、データ回復にかかる残りの予想時間を示すプログレス バーが表示されます。

    :データ回復中、セッション パスワードが設定されなかった場合は、パスワードを入力する必要があります。Arcserve Backup では、パスワードの入力を 3 回まで行うことができます。3 回を超えると、セッションのリストアは失敗します。

    Windows PE 惨事復旧 - [リストア処理を開始する]画面。

  9. [次へ]をクリックしてコンピュータを再起動し、[再起動の準備をする]画面を開きます。

    :[リストア処理を開始する]画面で次のオプションが選択されている場合、この画面から 30 秒以内に自動的に再起動が行われるか、キャンセルするための 30 秒の猶予が与えられます:すべてのセッションが正常にリストアされたら自動的に再起動する。このオプションが選択されていない場合、Arcserve Backup Disaster Recovery では手動で再起動またはキャンセルできます。

    Windows PE 惨事復旧 - [再起動の準備をする]画面。

    コンピュータが再起動されると、Arcserve Backup データベース回復ウィザードが開き、Arcserve Backup データベース セッションのリストアに利用できます。

    以下の点に注意してください。