Common Agent 環境設定ファイル構造
agent.cfg ファイルの各セクションには、バックアップ ネットワークで UNIX または Linux デバイスにインストールされたクライアント エージェントに直接対応する一連のフィールドが含まれます。すべてのフィールドは、クライアント エージェントのホーム ディレクトリを除き、あらかじめ定義されています。
クライアント エージェントのインストールおよび環境設定時に、環境変数(ENV)フィールドも決定されます。ただし、必要に応じて環境変数フィールドの値を手動で入力することも可能です。agent.cfg ファイルの変更は、特定のデータベースに追加の環境フィールドを関連付ける必要がある場合など、特定の状況下でのみ行ってください。
注:agent.cfg ファイルの変更は、クライアント エージェント マシンの開始、終了、または再起動の後でのみ実行できます。
agent.cfg ファイルの例と各エージェント フィールドの説明を以下に示します。
ファイル内容 |
フィールドの説明 |
---|---|
[0] |
UNIX および Linux の、オブジェクト タイプ、ネットワーク上の特定のクライアント エージェントの定義済みの数 |
[4] |
Mac OS X のオブジェクト タイプ、ネットワーク上の特定のクライアント エージェントの定義済みの数 |
NAME ABagntux |
クライアント エージェントの名前 |
VERSION nn.n |
クライアント エージェントのリリース番号およびバージョン番号 |
HOME /opt/Arcserve/ABuagent |
クライアント エージェントのデフォルトのホーム ディレクトリ |
#ENV CA_ENV_DEBUG_LEVEL=4 |
クライアント エージェントに渡す環境変数 |
#ENV CAAGPERF_ENABLE=1 |
Solaris および HP システムでスナップショットおよび Direct I/O 機能を有効にします。詳細については、「スナップショットの設定および直接I/O」のセクションを参照してください。 |
ENV LD_LIBRARY_PATH |
Sun、Linux、および Tru64 での共有ライブラリの検索パス |
ENV SHLIB_PATH |
HP での共有ライブラリの検索パス |
ENV LIBPATH |
AIX での共有ライブラリの検索パス |
BROWSER cabr |
クライアント エージェントのブラウザ モジュール |
AGENT uagentd |
クライアント エージェント デーモンのバックアップ モジュール |
MERGE umrgd |
デーモンのマージ |
VERIFY umrgd |
デーモンのスキャン |
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