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SAPDBA ユーザと同等の権限を持つユーザの追加

本オプションを使用する前に、SAPDBA ユーザを Arcserve Backup ユーザとして追加する必要があります。これによって必要な権限が提供され、バックアップ オプション統合モジュールが Arcserve Backup サーバにジョブを送信できるようになります。同等認証の設定は、適切な権限を持ったユーザが行う必要があります。

注: Arcserve Backup の内部では、一意のキーは hostname.username です。ユーザ プロファイル マネージャは使用できません。

SAPDBA ユーザと同等の権限を持つユーザを追加する方法

  1. Arcserve Backup サーバが実行中であることを確認します。
  2. Arcserve Backup サーバでコマンド ラインを開き、以下の構文を使用して同等の権限を持つユーザを設定します。
    ca_auth [-cahost <バックアップ サーバのホスト名>] -equiv add <SAPDBA ユーザ> <SAP エージェントのホスト名> <AB バックアップ ユーザ> [<AB ユーザ名> <AB パスワード>]
    

    例:

    $>ca_auth -cahost oraserver -equiv add oracer ultra2 caroot caroot ""
    

    このコマンドは、ultra2 マシン上の oracer という SAPDBA ユーザに対して、oraserver ホスト上で caroot という Arcserve Backup ユーザ名を使用する権限を与えます。

    注: この例では、caroot にパスワードがないため、" " が使用されています。

同等の権限を持つユーザの設定の詳細については、「コマンド ライン リファレンス ガイド」を参照してください。