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NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster SE の共有ディスクにインストールされた Arcserve Backup を使用したデータ修復
Arcserve Backup を共有ディスクにインストールした場合は、共有ディスクにあるデータを修復するために、以下の手順を実行します。
共有ディスク上に存在するデータを復旧する方法
- 各クラスタ ノードで、[コントロール パネル]-[サービス]を選択し、以下のサービスの[スタートアップの種類]を[手動]に変更します。
- NEC ExpressCluster Server
- NEC ExpressCluster Log Collector
- クラスタをシャットダウンし、すべてのサーバをオフにします。
- 共有ディスクの電源を切ります。必要に応じて、共有ディスクを交換します。
- 共有ディスクの電源を入れ、共有ディスクパラメータを設定します。
RAID環境設定の再建設もしくは LUN環境設定の変更が必要であれば、共有ディスクに接続された設定ツールを使用します。設定ツールの情報に関しては共有ディスクマニュアルを参照してください。
クラスタノードから任意の設定または環境設定を行うには、1回につき1つのサーバのみの電源を入れてください。
- プライマリ クラスタ ノードで、以下の手順を実行します。
- プライマリ クラスタ ノードで、ローカルの惨事復旧を実行します。Arcserve Backup インストールを含む共有ディスクのデータがリストアされていることを確認してください。
- ディスクへのX-Call設定を行った事がある場合、NEC ExpressCluster ディスク アドミニストレータを開始し、修復された共有ファイルをX-CALLディスク環境設定内で X-CALLDISK として指定します。
HBA用のX-Call設定を行った場合、これらの設定は変更しないでください。何も行う必要はありません。
- 該当する場合、アクセス パスがデュアルになっているか確認してください。例えば、NEC デュアルポートユーティリティ 2000 Ver.2.0 (UL1214-102)を使用する場合、製品に付属のマニュアルを参照してください。
- サーバを再起動します。
- NEC ExpressCluster ディスクアドミニストレータから、クラスタディスクパーティションのクラスタ文字が元の文字と同じであることを検証してください。
- セカンダリ ノードをシャットダウンします。
- すべてのノードで、以下の手順を実行します。
- クラスタノードを起動します。
- オペレーティング システムのディスク アドミニストレータを使用して、必要であれば、ドライブ文字を共有ディスクへ指定します。この文字は元のドライブ文字と同じである必要があります。
- 下記サービスのスタートアップタイプを自動に設定しなおします。
- NEC ExpressCluster Server
- NEC ExpressCluster Log Collector
- サーバをシャットダウンし、次にクラスタノードもシャットダウンします。
- すべてのクラスタノードを開始し、NEC ExpressCluster マネージャからクラスタ(R)運営への復帰を行います。すべてのサーバを通常に戻します。
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