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ca_scan - ソース引数

ca_scan コマンド ソース引数を使用すると、スキャンするデータを指定できます。これらの引数を使用して、スキャン処理に使用するグループ、テープ、およびセッションを識別できます。すべてのグループのメディアをスキャンするには、ワイルドカード文字「*」を使用できます

ca_scan コマンドには、以下のソース引数が含まれます。

ca_scan 
[-group <group name>]
[-tape <tape name> [<tape ID>]] 
[-currenttapeseq]
Windows での使用法は以下のとおりです。
[-allsessions | -session <session # | session range>]
UNIX での使用法は以下のとおりです。
[-allsessions | -session <session range>]
-group <group name>

スキャン ジョブに使用するテープ グループ名を指定します。

グループの名前が分からない場合は、以下の例のようにワイルドカード文字「*」を使用することができます。グループ*

ただし、ワイルドカード文字を使用する場合は、グループのリストで最初に利用可能なテープ グループに該当するメディアのみをスキャンします。この例では、「Group0」のみがスキャンされます。

-tape <tape name> [<tape ID>]

スキャン ジョブに使用するテープを指定します。テープ ID は省略可能です。テープ ID は、同じ名前のテープが複数存在するときに使用します。

-currenttapeseq

スキャン ジョブで、現在のテープ シーケンスを使用するよう指定します。

-allsessions

スキャン ジョブで、テープのすべてのセッションをスキャンするよう指定します。

-session <session # | session range>

テープの単一セッションまたは複数セッションをスキャンするよう指定します。

複数セッションをスキャンするには、セッション範囲を指定します。

例:

「MYTAPE」というテープのセッション 27 をスキャンするには、以下のコマンドを使用します。

ca_scan -tape MYTAPE -session 27

「MYTAPE」というテープのセッション 9 ~ 24 をスキャンするには、以下のコマンドを使用します。

ca_scan -tape MYTAPE -session 9-24

詳細情報:

ca_scan - スキャン マネージャ コマンド

ca_scan コマンドの例