データベース照会オプションを使用すると、特定の属性に基づいてソース セッションを選択できます。データベース オプションを指定すると、データベースへの照会が行われ、検索基準と一致するすべてのセッションが tapecopy のソース セッションとなります。以下のスイッチを 1 つ以上指定して、複雑な照会条件を指定できます。
デフォルトでは、照会により検索された全セッションが、デスティネーション グループ内の 1 本のテープにコピーされます。tapecopy コマンドは、デスティネーション グループでブランク テープを検出し、これをフォーマットして、mm/dd/yyyy-hh:mm の形式でテープに名前を付けます。
tapecopy コマンドには以下の照会オプションがあります。
tapecopy
[-qType <Backup Session Type>] [-qMethod <Backup Session Method>] [-qNode <Backup Session Node>] [-qOnOrBefore <MM/DD/YYYY> [<hh:mm>]] [-qOnOrAfter <MM/DD/YYYY> [<hh:mm>]] [-qMID <Master Job Number>] [-qJobNo <Job No Query>] [-qMediaPool <Media Pool Name>] [-qPreview (View Query Details)] [-qIgnoreRep (Ignore Replication Flag)] [-qExclude <Exclude List File Name>] [-qPastTime <Number of Days>] [-qCA_RHAType <Type of CA RHA Session>] (-qType CA_RHA と組み合わせてのみ使用)
選択されたタイプのセッションのみをコピーに含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。
セッションの種類をカンマで区切って指定することにより、複数のセッションの種類を同時に照会できます。
例:
tapecopy -d PGROUP0 -qType SQL,WindowsNT
以下のセッション タイプを使用できます。
MSNetDrive、UNIX、BABDatabase、OracleLog、DBAGENT、SYBASE、LotusNotes、Informix、UNIXImage、WindowsNT(WinNT/2000/XP を含む)、Windows98(Win95/98/ME を含む)、NTSAP、UNIXSAP、ORACLE、ORACLE8、ORACLE9I、NTOracle、UNIXRAW、UNIXSYBASE、UNIXORACLERMAN。WINORACLERMAN、DRTAR、CA_RHA、DBAEXDB、DBAEXDBVSS、DBAEXSIS、SQL、ASDBSQL、SQLDR、ASDBSQLE、SPA2007、および REFS。
指定したバックアップ方式によってバックアップされたセッションのみを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。
以下のセッション方式を使用できます。
FULL、DIFF、INCR
(FULL = フル バックアップ、DIFF = 差分バックアップ、INCR = 増分バックアップ)
指定したノードからのセッション バックアップのみを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。
指定した日時以前にバックアップされたセッションを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。時刻の指定はオプションです。日付と時刻は、スペースで区切る必要があります。
指定した日時以降にバックアップされたセッションを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。時刻の指定はオプションです。日付と時刻は、スペースで区切る必要があります。
Master Job Number に従属するすべてのセッションを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。
このオプションは、マルチ ストリーミング セッションを統合する際に使用します。このオプションは、マルチ ストリーミング ジョブのマスタ ジョブ番号に従属するすべてのセッションについて Arcserve Backup データベースを照会します。マスタ ジョブ番号は、親マルチ ストリーミング ジョブのジョブ番号を表します。
指定したジョブ番号に従属するすべてのセッションを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。このオプションでは、指定したジョブ番号に属するセッションが検索されて、デスティネーション メディアにコピーされます。ローテーション ジョブの場合、このコマンドは、指定したジョブ番号の各ジョブ ID に関連する全セッションをデータベースに照会して、すべてのセッションをデスティネーション メディアにコピーします。
このスイッチを他の照会スイッチと一緒に使用して、コピーするセッションをさらに限定することもできます。
指定したメディア プールに属するテープを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。* および ? のようなワイルドカード文字を使用して検索を実行できます。
tapecopy が、照会条件を満たすセッションのリストのみを表示するよう、tapecopy をプレビュー モードに切り替えます。実際のテープ コピー操作は実行されません。
このオプションを使用すると、クエリ結果セットをより詳細に表示できます。コピー ルーチンを実行したくない場合に、このオプションとデータベース クエリ オプションを組み合わせて使用します。これにより、照会の詳細な結果セットが表示されます。
レプリケーション フラグを無視して、tapecopy コマンドによってすでにコピーされているセッションを含めます。レプリケーション フラグを無視すると、tapecopy コマンドは、すでにコピーされているセッションを無視します。
ファイルに格納されたリストで指定されたファイル ホスト名を除外するよう Arcserve Backup データベースを照会します。このファイルは、Arcserve Backup ホーム ディレクトリの環境設定ディレクトリにあります。
指定した日数以内にバックアップされたセッションを含めるよう Arcserve Backup データベースを照会します。tapecopy 操作の実行時を基点として、24 時間間隔で日数がカウントされます。各月の日数の違いも考慮されます。
qOnOrBefore または -qOnOrAfter オプションと併用することはできません。
注:Used only with -qType CA_RHA.
Arcserve Backup データベースを照会して、指定した CA_RHA タイプのセッションのみをコピーに含めます。利用できる CA_RHA セッションは、FileSystem、MSSQL、および Exchange です。
照会する CA_RHA セッションのタイプを指定しなかった場合は、デフォルトですべての CA_RHA セッションが含まれます。
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