サーバの効率と信頼性を保証するには、常にパフォーマンスをモニタして潜在的な問題を識別し、ボトルネック状況を迅速に解消する必要があります。Dashboard には、CPU、ディスク パフォーマンス、メモリ、ネットワークの 4 種類の SRM 使用率レポートが用意されています。これらの使用率レポートを組み合わせて使用すると、Arcserve Backup によって保護されているサーバから、指定した期間にわたるさまざまな種類のデータを収集できます。収集されたこのデータは、サーバのパフォーマンスを分析し、問題領域を分離する上で役立ちます。
これらの使用率レポートに基づいてシステム管理モニタリングを実行し、使用率の最も高いサーバと最も低いサーバを特定できます。使用率の高いサーバに対しては、ハードウェアをアップグレードすることによって、非効率なハードウェアによって発生するボトルネック状況を解消できます。使用率の低いサーバに対しては、サーバの統合または仮想化によってハードウェアの使用率を最大限に高めることができます。さらに、バックアップの問題を抱えている場合は、使用率レポートを参照して、問題がこれらのシステム関連領域に関連しているかどうかを調べることができます。
これらの使用率レポートでは、指定したアラートしきい値レベルの割合を超過した場合に、アラート通知を送信するように設定できます。これらのアラートの PKI (performance key indicator)しきい値設定は、Arcserve Backup セントラル エージェント管理の[SRM PKI の環境設定]ダイアログ ボックスで行います。これらのアラートでは、さまざまな通信手段を利用でき、Arcserve Backup Alert マネージャで送信先の人員を指定できます。アラート設定の詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。
注:If an alert notification fails to be sent, the failed alert will be included in the agent "AgPkiAlt.log" file, but no retry attempt will be made for the notification.The AgPkiAlt.log file is located in the following directory:X:\Program Files\CA\SharedComponents\ARCserve Backup\UniAgent\Log.
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