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実際のホスト名を使用した Oracle RAC 環境での Agent for Oracle の設定
Arcserve Backup では、ユーザの Oracle RAC 環境にある各ノードに実際のホスト名を使用して Agent for Oracle を設定することができます。
実際のホスト名を使用した Oracle RAC 環境での Agent for Oracle の設定
- Data Mover サーバに接続したテープ ライブラリに Oracle データベースをバックアップするには、テープ ライブラリがプライマリ サーバとバックアップ対象のノードに共有されていることを確認します。
- ノードに Agent for Oracle と UNIX/Linux Data Mover をインストールします。
- Data Mover サーバをプライマリ サーバに登録します。詳細については、「Data Mover サーバのプライマリ サーバへの登録」を参照してください。
注:RAC 環境にある Oracle データベースを含むすべてのノードを 1 つのプライマリ サーバに排他的に登録することをお勧めします。
Agent for Oracle と UNIX/Linux Data Mover をノードにインストールした後、セットアップはプライマリ サーバにノード(Data Mover サーバ)を登録するように促すメッセージを表示します。このシナリオでは、プライマリ サーバにノードの実際のホスト名を登録できます。オプションとして、Data Mover サーバ上で以下のコマンドの実行すると、後で Data Mover サーバをプライマリ サーバに登録できます。
# regtool register
- Agent for Oracle を設定するには、Data Mover サーバ上で orasetup を実行します。
# ./orasetup
注:orasetup スクリプトは、Data Mover サーバ上の Agent for Oracle のインストール ディレクトリに保存されています。
- ローカルの Data Mover サーバにデータをバックアップするよう orasetup によって求められたら、「y」を指定します。
- Oracle RAC インスタンスの名前を指定するよう orasetup によって求められたら、実際のインスタンス ID を指定します。
- メッセージに従って必要なデータを入力し、orasetup を完了します。
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