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仮想ホスト名を使用した Oracle RAC 環境での Agent for Oracle の設定
Arcserve Backup では、ユーザの Oracle RAC 環境にある各ノードに仮想ホスト名を使用して Agent for Oracle を設定することができます。
仮想ホスト名を使用した Oracle RAC 環境での Agent for Oracle の設定
- Data Mover サーバに接続したテープ ライブラリに Oracle データベースをバックアップするには、テープ ライブラリがプライマリ サーバとバックアップ対象のノードに共有されていることを確認します。
- ノードに Agent for Oracle と UNIX/Linux Data Mover をインストールします。
- Arcserve Backup プライマリ サーバにログインします。
以下のディレクトリにある Hosts ファイルを開きます。
%WINDOWS%\system32\drivers\etc\
- Hosts ファイルに Agent for Oracle をインストールした各ノードの仮想ホスト名/仮想 IP アドレスのペアが含まれていることを確認します。
注:Hosts ファイルに各ノードの仮想ホスト名/仮想 IP アドレスのペアが含まれていない場合、以下のコマンドを実行し、プライマリ サーバが仮想ホスト名を使用して Oracle RAC ノードと通信できることを確認します。
ping <仮想ホスト名>
- デバイス環境設定を開きます。
ノードの仮想ホスト名を使用して、Oracle RAC 環境にある各ノードをプライマリ サーバに登録します。詳細については、「デバイス環境設定を使用した Data Mover サーバのプライマリ サーバへの登録」を参照してください。
注:物理ホスト名を使用してノードをプライマリ サーバに登録した場合、[削除]をクリックしてノードを登録解除します。次に[追加]をクリックし、仮想ホスト名を使用してノードを登録します。
- Agent for Oracle を設定するには、各 Data Mover サーバ上で orasetup を実行します。
# ./orasetup
注:orasetup スクリプトは、Data Mover サーバ上の Agent for Oracle のインストール ディレクトリに保存されています。
- ローカルの Data Mover サーバにデータをバックアップするよう orasetup によって求められたら、「y」を指定します。
- Oracle RAC インスタンスの名前を指定するよう orasetup によって求められたら、実際のインスタンス ID を指定します。
- メッセージに従って必要なデータを入力し、orasetup を完了します。
- Data Mover サーバ上の Agent for Oracle のインストール ディレクトリを参照します。
sbt.cfg という名前の環境設定ファイルを開き、以下を変更します。
- SBT_DATA_MOVER からコメントを削除し、以下の構文を使用して仮想ホスト名に値を設定します。
SBT_DATA_MOVER=<VIRTUAL_HOSTNAME>
- SBT_ORIGINAL_CLIENT_HOST からコメントを削除し、以下の構文を使用して仮想ホスト名に値を設定します。
SBT_ORIGINAL_CLIENT_HOST=<VIRTUAL_HOSTNAME>
- SBT_SOURCE_NAME を環境設定ファイルに追加し、以下の構文を使用して仮想ホスト名に値を設定します。
SBT_SOURCE_NAME=<VIRTUAL_HOSTNAME>
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