ボールト サイクルを開始すると、データベース内のテープ ボリュームの場所に関する情報は更新されますが、テープ ボリュームの実際の移動は手動で行われます。メディア管理により、テープ ボリュームの現在の場所と移動先を示すレポートが生成されます。これらのレポートを使用して、必要に応じてテープ ボリュームを他の保管場所に移動したり、データ センタに戻すことができます。
[レポート]オブジェクトを使用して、ボールト サイクル処理によって生成されるレポートやインベントリ レポートにアクセスできます。これらのレポートはいつでも生成可能です。[メディア管理マネージャ]ウィンドウの左側のペインにある[レポート]オブジェクトを展開して、以下のレポート タイプを表示します。
[メディア管理マネージャ]ウィンドウの左側のペインでレポート タイプを選択すると、右側のペインに使用可能なレポートが日付別に一覧表示されます。表示するレポートをダブルクリックします。[メディア管理マネージャ]ツールバーの[印刷]ボタンをクリックして、これらのレポートを印刷できます。
インベントリ レポートは、スロット テーブルの情報に基づいており、いつでも生成できます。[ボールト元レポート]および[ボールト先レポート]は、ボールト サイクル中に生成される移動レコードに基づいており、各ボールト サイクル処理の完了後に更新されます。
[ボールト サイクルの開始]コマンドを実行するたびに、ボールト選択リストが生成されます。このリストには、処理された各 VCD ごとに、テープ ボリューム セット内の最初のテープ ボリュームと制御データ セットが示されます。ボールト サイクルに対して選択されたすべてのテープ ボリューム セットについて、この情報が提供されます。
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