リストア方式
リストアするファイルは必ずメディアにあるファイルを使用しますが、メディア上のソース ファイルを選択する手順は複数あります。Arcserve Backup には、リストアするファイルを検索するための最適な方法があります。以下の 5 つの方法のいずれかを使用して、ソース ファイルを選択できます。
- [ツリー単位] - データベースを使用して、 Arcserve Backup はバックアップされたすべてのマシン、ディレクトリ、およびファイルのディレクトリ ツリーをブラウザ上で再構築します。
- [セッション単位] - データベースを使用して、Arcserve Backup はバックアップに使用されたすべてのメディアと、メディア上の各セッションのソースを表示します。
- [照会単位] - 検索パターンを指定すると、Arcserve Backup はパターンに一致するファイルとディレクトリを見つけるためにデータベースから検索します。
- [イメージ/サーバレス] - ドライブ全体をリストアします。このオプションは、Arcserve Backup Image Option をお持ちの場合のみ利用可能です。
- [メディア単位] - ストレージ デバイスにメディアをセットし、リストアする特定のメディア セッションを選択します。
- 仮想マシンの復旧 -- VM 名またはVM タイプを使用して仮想マシンを復旧させることができます。VMware タイプで検索する場合、プロキシに VMware Converter 3.0.2 がインストールされている必要があります。そうしなければ、復旧ジョブは失敗します。このリストア方式を使用すると、[グローバル オプション]の[操作]タブで追加のオプションが有効になります。[仮想マシンの復旧]を使用すると、回復ジョブの実行中、指定した VM を使用できなくなります。
注:ドロップダウン ボックスのリストに、追加のリストア方式[イメージ/サーバレス]が表示されます。この方式でリストアするには、別売りの Arcserve Backup Image Option が必要です。Image Option がない場合は、[イメージ/サーバレス]は選択できません。
リストアしたいファイルの情報や、リストアに使用するメディアの情報の有無などによって、最適なリストア方式を選び分けることができます。
[照会単位]ソース表示では、Arcserve Backup データベースと、リストアするファイルを表示するために指定した検索パターンを使用します。[照会単位]は必要に応じて全般的にも限定的にも実行できます。特定のマシン、ディレクトリ、ファイルを対象として検索パターンを指定することができます。サブディレクトリも検索に含めることができます。
リストアするファイルやディレクトリの名前はわかっているが、バックアップしたマシンやメディアの名前がわからないという場合は、[照会単位]ソース表示を使用します。
詳細情報:
リストア ジョブ
メディアからのデータのリストア
高度なバックアップ操作
リストアするデータのデスティネーションの選択
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