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Arcserve Backup を MSCS と統合する方法
Arcserve Backup はフォールトトレラントなアプリケーションで、クラスタ環境でのフェールオーバをサポートしています。共有ディスク、クォーラム リソース、ディスク シグネチャ、およびクラスタ レジストリ ハイブなど、クラスタに固有のリソースをバックアップしてリストアすることで、クラスタ ノードを保護します。Microsoft Cluster Service(MSCS)を使用すると、Windows上で稼働する複数のサーバを相互に接続し、可用性の高い単一のシステムとしてネットワーク クライアントに認識させることができます。
Arcserve Backup で提供される MSCS サポートを使用すると、以下の操作を行うことができます。
- MSCSノードのバックアップとリストア
- 以下のようなMSCS高可用性機能の実行と活用
- クラスタ上にある特定の Arcserve Backup ノードから別のノードへの、ジョブのフェールオーバの対応
- クラスタ上にある特定のノードから別のノードへの、Arcserve Backup サービスの自動フェールオーバによる高可用性の提供
- Arcserve Backup を SAN プライマリ サーバとしてアクティブ/パッシブ クラスタにインストール。これにより、フェールオーバ時にメンバ サーバのバックアップを継続して実行可能
- クラスタ管理ツールによる管理の簡易化
- Arcserve Backup Disaster Recovery Option を使用した MSCS ノードの惨事復旧の提供。詳細については、「Disaster Recovery Option ユーザ ガイド」を参照してください。
- Arcserve Backup Agent を使用して MSCS クラスタにインストールされた、Microsoft SQL Server や Microsoft Exchange Server などのアプリケーションのバックアップおよびリストア。使用可能なエージェントの詳細については、「実装ガイド」を参照してください。
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