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プライマリ サーバ上での Arcserve データベース接続の修復

このタスクによって、プライマリ サーバと Microsoft SQL Server でホストされている Arcserve データベース インスタンスの間の Open Database Connectivity (ODBC)通信を修復でき、メンバ サーバをプライマリ サーバに登録できます。

[データベース接続を修復する]オプションは、スタンドアロン サーバでのインストールの場合、または Microsoft SQL Server 2014 Express Edition を使用して Arcserve データベースをホストしている場合は無効です。

ODBC は、ネットワークを通じて通信する Microsoft SQL Server インスタンスとデータベース エンジンが通信する場合の最も効率的な方法です。場合によっては、ネットワーク通信の問題、Microsoft SQL Server 通信設定の問題、またはその両方によって、データベース エンジンが、リモート プロシージャ コール(RPC)通信を使用して Arcserve データベース インスタンスと通信することがあります。その結果、RPC 通信は Arcserve データベースのパフォーマンスに悪影響を与えます。

この問題を解決するには、SQL Server Configuration Manager を使用して通信のトラブルシューティングと修復を行ってから、[サーバ環境設定ウィザード]を使用してデータベース エンジンと Arcserve データベース インスタンスの間の ODBC 通信を修復します。

プライマリ サーバ上で Arcserve データベース接続を修復する方法

  1. Arcserve Backup がインストールされているプライマリ サーバまたはスタンドアロン サーバにログインします。

    注:マネージャ コンソールを開かないでください。

  2. Windows の[スタート]-[すべてのプログラム]-[Arcserve]-[Arcserve Backup]-[サーバ環境設定ウィザード]の順に選択します。

    [サーバ環境設定ウィザード]が開きます。

  3. [メンバ サーバのデータベース接続を修復する]オプションを選択して、[次へ]をクリックします。
  4. メッセージに従い、続いて表示されるダイアログ ボックスで必要なフィールドへの入力を完了し、データベース接続を修復します。

    注:メンバ サーバを管理するプライマリ サーバ上でデータベース接続を修復する場合、[サーバ環境設定ウィザード]では、Arcserve ドメインにあるすべてのメンバ サーバのデータベース接続の修復を試みます。