リカバリの手順を開始する前に、データベースORCL1とORCL2の両インスタンスを作成しておく必要があります。Oracleを再インストールする際に、スターター データベース(ORCL)を持っている場合は、ORCL1のインスタンスを作成しておくことをお勧めします。
ORCL1 データベースのリカバリ方法
注: オフライン バックアップの場合は、以降のリカバリ手順を実行する必要はありません。この付録の「ORCL2 データベースのリカバリ」に進んでください。オンライン バックアップの場合は、続けて以下の手順を実行してください。
LOG_ARCHIVE_START LOG_ARCHIVE_DEST LOG_ARCHIVE_FORMAT
recover database using backup controlfile until cancel;
alter database open resetlogs;
注: データベースがオープンされず、REDOログのステータスに関するメッセージが表示された場合は、Server ManagerまたはSQL*Plusプロンプトで以下のコマンドを入力します。
select * from v$logfile
このコマンドによって、Oracleデータベースがredoログの検索に使用するディレクトリ構造が、その他のさまざまな情報と共に表示されます。表示されたディレクトリ構造が存在しない場合は、そのディレクトリ構造を作成します。ディレクトリ構造を作成してから、再び以下のコマンドを入力します。
alter database open resetlogs;
これで、Oracleデータベースによってデータベースがオープンされ、REDOログが再作成されます。
重要:この手順は非常に重要です。省略しないでください。
これで、データベースORCL1が完全にリカバリされました。次は第2段階に進んで、データベースORCL2をリカバリします。
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