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ORCL2データベースのリカバリ

以下の手順に従って、データベースをリカバリできます。

ORCL2 データベースをリカバリする方法

  1. ORCL2データベースの場合、インスタンスを作成して、ORCL2インスタンスを起動します、
  2. 第1段階の手順6で説明したように、INITORCL2.ORAファイルに必要な設定情報が含まれていることを確認してください。以下のいずれかを行います。
  3. データベースORCL2の最新のフル バックアップ セッションをリストアします。

    注: オフライン バックアップの場合は、以降のリカバリ手順を実行する必要はありません。この時点でOracleデータベースのリカバリは完了です。

  4. Agent for Oracleのホーム ディレクトリにリストアされた制御ファイル(CONTROL.ORCL2)を適切なすべてのディレクトリにコピーして、それらのファイルを適切なファイル名に変更します。
  5. 手順1で開始したインスタンスに接続します。
  6. ORCL2データベースをマウントするには、以下のコマンドを入力します。
    startup mount pfile=DRIVE:\PATH\initORCL2.ora
    
  7. SQL*Plus プロンプトまたは Server Manager プロンプトで以下のコマンドを入力します。
    recover database using backup controlfile until cancel;
    
  8. リカバリが完了したら、以下のコマンドを入力します。
    alter database open resetlogs;
    

    データベースがオープンされず、REDO ログのステータスに関するメッセージが表示された場合は、SQL*Plus プロンプトまたは Server Manager プロンプトで以下の照会を入力します。

    select * from v$logfile
    

    このコマンドによって、Oracleデータベースがredoログの検索に使用するディレクトリ構造が、その他のさまざまな情報と共に表示されます。表示されたディレクトリ構造が存在しない場合は、そのディレクトリ構造を作成します。ディレクトリ構造を作成してから、再び以下のコマンドを入力します。

    alter database open resetlogs;
    

    これで、Oracleデータベースによってデータベースがオープンされ、REDOログが再作成されます。

  9. データベースORCL2のアーカイブ ログ ファイルをすべて削除します。これで、データベースORCL2が完全にリカバリされました。
  10. (オプション) oradim ユーティリティを使用して ORCL2 のインスタンスを再作成できます。構文は以下のとおりです。
    oradim -new -sid SID -srvc ServiceName -intpwd Password -startmode auto | manual -pfile FullPathToOracleInitSIDFile
    
  11. (オプション)必要に応じて、Oracleデータベースのorapwdx.exeユーティリティを使用してパスワード ファイルを作成します。