用語集

クライアント

クライアントは、1 つまたは複数のマシン/サーバに展開され、指定されたステージングサーバまたは Arcserve サーバのいずれかと通信します。

サービスパック

サービスパックは、製品のメンテナンス用の更新を提供する方法です。製品の最新の正式なリリース以降、最近の特定時点までのパッチが累積されています。サービスパックを使えば、それまでに発行されたすべてのパッチとサービスパックを個別にインストールする必要がなくなります。

スーパーシードパッチ

スーパーシードパッチは、別のパッチを新しいバージョンで置き換えた修正です。

ステージングサーバ

ステージングサーバは、パッチが Arcserve Backup クライアントにインストールされる前にパッチのダウンロード用の一時的な格納場所として使用されます。ステージングサーバを使用することによって、パッチをローカルにダウンロードするために Arcserve サーバに接続できるサーバを設定できます。インターネットにアクセスできない、または Arcserve サーバに直接接続できない他のすべてのマシン/サーバは、ローカルに設定されたステージングサーバに接続してパッチをダウンロードできます。ステージングサーバは、パッチを必要とするすべてのクライアントに対するローカルリポジトリで、ローカルに設定されたサーバに接続することによってパッチを迅速かつ安全に入手する機能をクライアントに提供します。

セキュリティパッチ

セキュリティパッチは、製品に重大なセキュリティ上の脆弱性があると報告されている問題を解決するための修正です。

チェックサム

チェックサムは、エラーを検出することにより、データの整合性を保護するために使用される冗長性チェックです。チェックサムは、保存または送信されたデータの計算値です。データがストレージから取得されるか、送信の一端で受信されたときに、新しいチェックサム値が計算され、既存のチェックサム値と比較されます。一致しない場合はエラーを示します。

テストパッチ

テストパッチ（またはテスト修正）は、報告されている製品の不具合や問題を修正することが確認されているパッチの分類です。Arcserve テクニカルサポートによる配布は、問題を報告したユーザに限定され、通常すべての既存のユーザに配布されることはありません。テストパッチは、Patch Manager GUI のパッチの更新ペインには表示されません。必要に応じて、Arcserve テクニカルサポートに連絡してテストパッチを入手してください。

デバイスパッチ

デバイスパッチは、Arcserve Backup と共に使用する新たなデバイスをサポートするためにリリースされる修正です。

パッチ

パッチは、製品の機能またはセキュリティを修正/拡張するために作成されたファイルの小さなセットです。

パッチの発行

発行済みパッチ（または修正プログラム）は、報告されている製品の不具合や問題を修正することが確認されているパッチの分類で、通常はすべてのユーザーに提供されます。発行済みパッチのみがパッチの更新（Patch Updates）ペインに表示されます（テスト修正は表示されません）。発行済みパッチは、Arcserve テクニカルサポートからダウンロードできます。

簡易更新

簡易更新は、Arcserve が発行するすべての重要なパッチのダウンロードおよびインストールプロセスを自動実行するための Patch Manager の環境設定セクションです。

個別のパッチ

個別のパッチは、確認済みの問題に対する修正で、元の確認済みテストパッチで対応された製品の不具合のみに対応します。個別のパッチは、次に提供される累積パッチまたはサービスパックにまとめて置き換えられます。

重要なパッチ

重要なパッチは、影響が大きく、広範囲にわたる問題に対する修正プログラムです。重要なパッチは、ほとんどの環境における製品の動作に不可欠なソフトウェアの修正です。ほとんどの場合、ハイパーパッチと同じです。

前提条件パッチ

前提条件パッチは、別のパッチを適用する前に適用する必要がある修正です。たとえば、パッチ A がパッチ B の前提条件パッチの場合、パッチ A はパッチ B をインストールする前にインストールする必要があります。

累積パッチ

累積パッチは、複数の製品エレメントやコンポーネントに影響する複数の個別パッチを 1 つのパッチに統合し、発行して、既存の環境に適用するようにまとめて提供する方法です。各累積パッチは累積され、次に提供される累積パッチまたはサービスパックにまとめて置き換えられます。