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バックアップが失敗し、バックアップ プロキシ システムのイベント ログにイベント 1530 がログ記録される

Windows プラットフォームで有効

症状:

CA ARCserve Central Host-Based VM Backup ジョブが失敗します。 バックアップ プロキシ システムのアプリケーション イベント ログにイベント 1530 がログ記録されます。

再現に必要な環境と手順:

原因:

Windows Server 2008 には、コンピュータからログアウトするとユーザのプロファイルをアンロードするユーザ プロファイル サービスが含まれています。 その結果、COM オブジェクトが作成されない場合があります。これにより Host-Based VM Backup は COM モジュールを呼び出すことができません。

解決方法:

バックアップ ジョブの失敗を防ぐには、以下の手順に従います。

注: この方法によって問題が解決されるのは、上記のすべての症状が発生している場合です。

  1. 管理者アカウントまたは管理者グループのメンバであるアカウントを使用して、Host-Based VM Backup プロキシ サーバにログインします。
  2. [ファイル名を指定して実行]ダイアログ ボックスで「gpedit.msc」と入力し、ローカル グループ ポリシー エディタを開始します。
  3. ローカル グループ ポリシー エディタで、[コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [システム] - [ユーザー プロファイル]を展開します。
  4. [ユーザー プロファイル]ディレクトリにある、[ユーザーのログオフ時に強制的にユーザー レジストリをアンロードしない]をダブルクリックし、[ユーザーのログオフ時に強制的にユーザー レジストリをアンロードしない]ダイアログ ボックスを開きます。
  5. ユーザーのログオフ時に強制的にユーザー レジストリをアンロードしない]ダイアログ ボックスで[有効]をクリックし、次に、[OK]をクリックします。

    注: レジストリに DisableForceUnload という値が追加されています。

  6. Host-Based VM Backup サーバを再起動します。