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CA ARCserve D2D Web サービスが CA ARCserve D2D ノード上で失敗する

Windows プラットフォームで有効

症状:

CA ARCserve D2D ノード上で実行される Web サービスが開始後に失敗するか、または開始できません。

解決方法:

この問題は、CA ARCserve D2D Web サービスによって使用されるポートが VMware vCenter Web サービス(Tomcat)によって使用されるポートと同じである場合に発生します。

CA ARCserve D2D が使用するポートは、Tomcat が使用するデフォルト ポートと競合する場合があります。 この競合により、Tomcat の前に CA ARCserve D2D が起動した場合は Tomcat が失敗します。 この問題を解決するため、以下のように Tomcat のデフォルト ポートを変更することができます。

  1. CA ARCserve D2D モニタにアクセスし、[拡張]オプションをクリックして、[サービスの停止]を選択します。

    CA ARCserve D2D Web サービスが停止されます。

    トレイ モニタ、拡張設定、サービスの停止

  2. Tomcat の server.xml ファイルを開いて、Tomcat の動作を変更/設定します。

    Tomcat の server.xml ファイルは、以下のフォルダ内にあります。

    C:¥Program Files¥CA¥ARCserve Central Applications¥TOMCAT¥conf
    
  3. server.xml ファイル内で <Server> タグを見つけます。

    Server.xml ファイル。 <Server> フィールドが強調表示されています。

  4. <Server> タグを以下のように編集します。

    変更前:

    <Server>

    変更後:

    <Server port="8015" shutdown="SHUTDOWN">

    Server.xml ファイル。 変更するフィールドが強調表示されています。

  5. server.xml ファイルを保存して閉じます。

    Tomcat をシャットダウンするコマンドが設定され、指定されたポート(8015)でサーバによって受信されるようになりました。

  6. CA ARCserve D2D モニタにアクセスし、[拡張]オプションをクリックして、[サービスの開始]を選択します。

    CA ARCserve D2D Web サービスが開始されます。