リモート仮想スタンバイ VM の電源をオンにした後は、CA ARCserve D2D バックアップ ジョブおよび仮想スタンバイ ジョブはスケジュールどおりに実行されません。 リモート仮想スタンバイ VM の電源投入後にジョブを再開するには、以下の操作を行います。
CA ARCserve Central 仮想スタンバイ がリモート仮想スタンバイ VM の電源を投入すると、電源投入されたリモート仮想マシンの仮想マシン名は、仮想スタンバイ ポリシーで指定した VM 名プレフィックス オプションと、ソース ノードのホスト名とが連結されたものになります。
例:
リモート仮想スタンバイ VM の電源投入後、仮想スタンバイ ポリシーで VM 名プレフィックスを変更しない場合、仮想マシン名の競合が発生することがあります。 この問題は、ソース ノードとリモート仮想スタンバイ VM が同じハイパーバイザ上にある場合に発生します。
仮想スタンバイ ポリシーでの VM 名プレフィックス変更の詳細については、「ポリシーの編集」を参照してください。 必要に応じて、他の仮想スタンバイ ポリシー設定を更新できます。 オプションで、新しい仮想スタンバイ ポリシーを作成して、リモート仮想スタンバイ VM を保護できます。 新規ポリシー作成の詳細については、「CA ARCserve Central 仮想スタンバイ ポリシーの作成」を参照してください。
注: CA ARCserve Central Protection Manager および CA ARCserve Central 仮想スタンバイ には、管理対象の CA ARCserve D2D ノードに対して週次でポリシーを自動的に再同期する仕組みが備わっています。 この仕組みでは、CA ARCserve D2D ノード上で有効だったポリシーをリモート仮想スタンバイ VM に再展開することにより、CA ARCserve Central Protection Manager はリモート仮想スタンバイ VM 上でバックアップ ジョブを再起動することができます。 ポリシーの展開プロセスがこのように動作するのは、ソース ノードとリモート仮想スタンバイ VM が同じホスト名を持つために、CA ARCserve Central Protection Manager によるポリシーの再同期が可能になるからです。 この動作のただ一つの制限事項は、CA ARCserve Central Protection Manager サーバとリモート仮想スタンバイ VM がネットワークを介して互いに通信可能でなければならないことです。 CA ARCserve Central Protection Manager がリモート仮想スタンバイ VM にポリシーを再同期および展開したら、リモート仮想スタンバイ VM 上で仮想スタンバイ ジョブを再開します。 詳細については、「仮想スタンバイ ジョブの一時停止および再開」を参照してください。
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