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電源をオンにする NIC の数をアプリケーションが決定する方法

仮想マシンの電源をオンにすると、Virtual Standby は、スタンバイ VM ネットワークが設定されているかどうかに基づいて、電源をオンにする NIC (ネットワーク インターフェース カード)の数を決定します。 以下の表では、スタンバイ VM の電源をオンにするために必要な NIC の数を Virtual Standby がどのように決定するかを説明します

VM ネットワークのポリシーで定義された値

[カスタマイズされたネットワーク設定でスタンバイ VM の電源をオンにする]オプションが指定されていない

[カスタマイズされたネットワーク設定でスタンバイ VM の電源をオンにする]オプションが指定されている

定義された値がソース マシンと同一。

Virtual Standby は最後のバックアップ ジョブの時点でソース マシンに定義された数の NIC の電源をオンにします。

Virtual Standby は以下のうち、より大きな値に基づいた数の NIC の電源をオンにします。

  • カスタム ネットワーク設定で定義された数。
  • 最後のバックアップ ジョブの時点でソース マシンに定義された NIC の数。

定義された値がカスタム値。

Virtual Standby はポリシーで定義されている数のカスタム ネットワークの電源をオンにします。

Virtual Standby は以下のうち、より大きな値に基づいた数の NIC の電源をオンにします。

  • カスタム ネットワーク設定で定義された数。
  • カスタム ポリシーで定義された NIC の数。

以下のダイアログ(ローカル仮想スタンバイ ポリシーの編集)では、電源をオンにする NIC のカスタム設定が含まれるポリシーの定義場所を示しています。

[リモート仮想スタンバイ ポリシーの編集]ダイアログ ボックス。 [VM ネットワーク]オプションが強調表示されています。

以下のダイアログ(スタンバイ VM - <ホスト名>)では、[カスタマイズされたネットワーク設定でスタンバイ VM の電源をオンにする]オプションを指定する場所を示しています。

[スタンバイ VM]ダイアログ ボックス。 [カスタマイズされたネットワーク設定でスタンバイ VM の電源をオンにする]オプションが強調表示されています。