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ベア メタル復旧を使用したソース サーバの復旧

ユーザによる問題の修正後またはソース サーバのメンテナンス実行後、Virtual Standby では、ソース サーバを最後の正常な状態に復旧し、復旧ポイント スナップショットの電源がオンだった間の増分を含めることができます。

この復旧プロセスは、V2P (仮想 - 物理)復旧と呼ばれます。

V2P 復旧プロセスは、CA ARCserve D2D ベア メタル復旧(BMR)プロセスを利用して仮想マシンから物理マシンにデータをリストアします。 BMR は、オペレーティング システムとソフトウェア アプリケーションのリストアの再インストール、およびその後のデータと設定のリストアといった、ベア メタルからコンピュータ システムをリストアするプロセスです。

BMR を実行する前に、以下を準備する必要があります。

ダイナミック ディスクのリストアは、ディスク レベルでのみ実行できます。 ダイナミック ディスク上のローカル ボリュームにデータがバックアップされた場合、このダイナミック ディスクを BMR 実行中にリストアすることはできません。 このシナリオでは、BMR 実行中にリストアするには、以下のいずれかのタスクを実行し、次に、コピーした復旧ポイントから BMR を実行する必要があります。

注: ダイナミック ディスクへ BMR を実行する場合、BMR 前のディスク操作(ボリュームの削除やクリーニングなど)を実行しないでください。実行した場合、ディスクの存在が認識されない可能性があります。

ブートキット イメージを作成する際にどの方法を選択しても、BMR プロセスは基本的に同じです。

ISO または BMR USB メモリの作成方法の詳細については、「CA ARCserve D2D ユーザ ガイド」の「ブート キットの作成方法」を参照してください。

データの回復は、以下の表に示されている方法を使用して行うことができます。

復旧方法

詳細情報

Hyper-V ベースの仮想スタンバイ VM に変換されたデータからソース サーバを復旧します。

Hyper-V 仮想スタンバイ VM からのデータを使用したソース サーバの復旧

VMware ベースの仮想スタンバイ VM に変換されたデータからソース サーバを復旧します。

VMware 仮想スタンバイ VM からのデータを使用したソース サーバの復旧