各シナリオは、「シナリオ」と呼ばれるデフォルトのシナリオ グループに割り当てられます。 このグループは、作成するすべてのシナリオに対して使用できます。または、新規グループを作成して、独自の基準に従ってシナリオをグループ化することができます。 シナリオ グループは、マネージャと概要ページの両方に表示されます。
複数のサーバ(データベース サーバ、アプリケーション サーバ、Web フロント エンド サーバ)から構成される分散サーバ環境では、展開されたすべてのサーバを保護するために個別のシナリオを作成する必要があります。 Is Alive チェックによってフェールオーバがトリガされた場合、影響を受けるサーバのみがレプリカにフェールオーバされます。 そのため、一部の操作は元のマスタ サーバに適用され、他の操作は失敗したシナリオ内のレプリカに適用されるなど、データの分割が発生し、パフォーマンスの問題が生じる可能性があります。
シナリオ グループを使用すれば、分散環境内のすべてのサーバを保護するシナリオなど、関連するシナリオを 1 つのエンティティとして管理できます。 たとえば、分散サーバ環境におけるエンド ツー エンドの保護について、データベース コンポーネントを保護する SQL シナリオがあり、アプリケーション サーバを保護するいくつかのアプリケーション固有シナリオがある場合があります。 その場合、シナリオ グループを使用して、スイッチオーバー プロパティを、個別のサーバ レベルではなくグループ レベルで設定することができます。
詳細については、「シナリオ グループ管理の有効化」および分散サーバ アプリケーション別の「操作ガイド」を参照してください。
注: SharePoint Server ファームの場合、シナリオ グループの作成は自動的に処理されます。 他の分散サーバ環境(BlackBerry Enterprise Server、Microsoft Dynamics CRM))については、手動でグループとシナリオを作成する必要があります。
次の手順
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