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高度なスケジュールおよび保存

スケジュール オプションでは、カスタム スケジュール、または毎日/毎週/毎月のスケジュール、あるいはこの両方を指定できます。カスタム スケジュールでは、曜日ごとにバックアップ スケジュールを設定でき、1 日に最大 4 つのバックアップ スケジュールを追加できます。特定の曜日を選択し、時間帯を作成して、バックアップをいつ、どのような頻度で実行するかを定義します。

スケジュール

サポートされるジョブ

コメント

バックアップ

バックアップ ジョブ

バックアップ ジョブを実行する時間帯を定義します。

バックアップ スロットル

バックアップ ジョブ

バックアップ速度を制御する時間帯を定義します。

マージ

マージ ジョブ

マージ ジョブをいつ実行するかを定義します。

毎日のスケジュール

バックアップ ジョブ

毎日のバックアップ ジョブをいつ実行するかを定義します。

毎週のスケジュール

バックアップ ジョブ

毎週のバックアップ ジョブをいつ実行するかを定義します。

毎月のスケジュール

バックアップ ジョブ

毎月のバックアップ ジョブをいつ実行するかを定義します。

復旧ポイントの保存設定も指定できます。

注:各プラン内で保存設定を設定して、そのプランが割り当てられたノードのデータを、ターゲット データ ストアで保存する方法を制御する必要があります。

毎日/毎週/毎月のバックアップ スケジュールはカスタム スケジュールとは別のものであり、それぞれも独立しています。カスタム スケジュールを設定せずに、毎日、毎週、または毎月のバックアップのみを実行するように設定できます。

バックアップ ジョブ スケジュール

バックアップ スケジュールでは 1 日当たり 4 つの時間帯を追加できます。有効な時間帯は午前 00:00 から午後 11:59 までです。午後 6:00 ~午前 6:00 などの時間帯は指定できません。そのような場合は、手動で 2 つの時間帯を指定する必要があります。

各時間帯の開始時刻はその時間帯に含まれますが、終了時刻は含まれません。たとえば、午前 6:00 から午前 9:00 の時間帯で増分バックアップを 1 時間ごとに実行するように設定したとします。この場合、バックアップは午前 6:00、午前 7:00、午前 8:00 には実行されますが、午前 9:00 には実行されません。

バックアップ スロットル スケジュール

バックアップ スロットル スケジュールでは、バックアップ スループット速度を制御できます。これにより、バックアップ対象のサーバのリソース使用量(ディスク I/O、CPU、ネットワーク帯域幅)を抑制することができます。これは、営業時間中にサーバのパフォーマンスに影響を与えたくない場合に役立ちます。バックアップ スロットル スケジュールでは 1 日当たり 4 つの時間帯を追加できます。各時間帯に、MB/分という単位で値を指定できます。この値に基づいてバックアップ スループットが制御されます。有効な値は 1 MB/分から 99999 MB/分です。

バックアップ ジョブが指定された時刻を越えて実行される場合、スロットル制限は指定されているそれぞれの時間帯に従って調節されます。たとえば、バックアップのスロットル制限を、午前 8:00 から午後 8:00 までは 500 MB/分、午後 8:00 から午後 10:00 までは 2500 MB/分と定義したとします。バックアップ ジョブが午後 7:00 に開始し、それが 3 時間続く場合、午後 7:00 から午後 8:00 までのスロットル制限は 500 MB/分になり、午後 8:00 から午後 10:00 までは 2500 MB/分になります。

ユーザがバックアップ スケジュールおよびバックアップ スループット スケジュールを定義しない場合、バックアップは可能な限り速い速度で実行されます。

マージ スケジュール

指定したスケジュールに基づいて復旧ポイントをマージします。

マージ ジョブでは、以下の点を考慮してください。