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同時バックアップ数の制限の定義

同時に実行されるバックアップ ジョブ数の制限を定義することができます。 この機能を使用することにより、お使いのバックアップ環境内の仮想マシン プロキシ サーバのパフォーマンスを最適化できます。 デフォルトで、Host-Based VM Backup は最大 10 個のバックアップ ジョブを同時に実行できます。 仮想マシン プロキシ システムに関連付けられた仮想マシンが多く存在する環境では、同時に多くのバックアップが実行されると、ネットワークおよびバックアップのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

: 同時に実行されるジョブの数が定義された制限を超えた場合、制限を超えたジョブはジョブ キューに入ります。

注: VMware の同時バックアップ ジョブ数の最大数が ESX サーバの接続制限を超えていると、ESX サーバとバックアップ プロキシの間で通信エラーが発生し、ESX サーバ データ ストアのファイル システムがロックされたままになることがあります。 このような場合は、ESX サーバを再起動するか、ロックされた仮想マシンを別のデータ ストアにマイグレートして VM のロックを解除します。 詳細については、VMware ドキュメント(VMware KB: 1022543)を参照してください。

次の手順に従ってください:

  1. Arcserve UDP 仮想マシン プロキシ システムにログインします。
  2. Windows レジストリ エディタ を開き、以下のキーを探します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine
    
  3. 以下のレジストリ キーを見つけます。
    VMMaxJobNum
    

    注: VMMaxJobNum キーはすでに作成されており、デフォルト値は 10 です。

  4. VMMaxJobNum を右クリックして、コンテキスト メニューの[変更]をクリックします。

    [文字列の編集]ダイアログ ボックスが開きます。

  5. [値のデータ]フィールドで、同時に実行可能なバックアップ ジョブの数を指定します。
  6. [OK]をクリックします。

    制限が定義されます。

  7. Arcserve D2D サービスを再起動します。

これで、同時バックアップ ジョブの制限が定義されました。