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RPS ジャンプスタートを使用してオフライン データ レプリケーションを実行する方法

ネットワーク(LAN、WAN、インターネット)経由で(異なる UDP コンソールで管理されている)ほかの復旧ポイント サーバに大きなデータ ストアをレプリケートすると、時間がかかります。 大容量のデータ ストアを迅速にレプリケートするために、Arcserve UDP ではオフライン データ レプリケーション方法が提供されています。 この方法は、RPS ジャンプスタートと呼ばれます。

RPS ジャンプスタートは、外部ストレージ デバイス(USB フラッシュ ドライブなど)を使用してデータ ストアをレプリケートする、オフライン レプリケーション方法です。 このレプリケーションは、異なる UDP コンソールで管理されている 2 つのデータ ストア間で行われます。 たとえば、複数のカスタマにレプリケーション サービスを提供するサービス プロバイダを考えてみます。 カスタマは、ストレージ デバイスにデータをレプリケートしてから、サービス プロバイダにストレージ デバイスを送信します。 サービス プロバイダは、ストレージ デバイスからデスティネーション サーバにデータをレプリケートします。 サービス プロバイダおよびカスタマは共に、それぞれの場所に Arcserve UDP をインストールしている必要があります。

オフライン レプリケーションでは、双方の管理者(ソース管理者およびデスティネーション管理者)が、それぞれの場所で以下の手順を完了させる必要があります。

ソース管理者
  1. 外部デバイスにソース データ ストアをレプリケートします。
  2. デスティネーション場所に外部デバイスを送信します。
デスティネーション管理者
  1. 外部デバイスを受信します。
  2. 外部デバイスからデスティネーション復旧ポイント サーバに、ソース データ ストアをレプリケートします。

以下の図に、RPS ジャンプスタートを使用してオフライン データ レプリケーションを実行する方法を示します。

RPS ジャンプスタートを使用してオフライン データ レプリケーションを実行する方法

この後の手順