Arcserve |
Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 のリリース ノートへようこそ。 このリリース ノートには、この更新に関する重要な情報が記載されています。
この更新では、以下の拡張機能または機能が Arcserve UDP に追加されました。
選択された RPS サーバのデータ ストアに、Arcserve D2D r16.5 または Arcserve UDP Version 5.0 から、共有フォルダまたはデータ ストア上のバックアップ データをマイグレートできます。
注: Arcserve UDP Version 5.0 セッションでは、「共有フォルダからデータ ストアへ」および「データ ストアからデータ ストアへ」の両方のマイグレーションがサポートされています。 Arcserve D2D r16.5 セッションでは、「共有フォルダからデータ ストアへ」のみがサポートされています。
注: Arcserve D2D r16.5、Arcserve UDP Version 5.0、または Arcserve UDP Version 5.0 Update 1 からセッションがマイグレートされる場合、この更新は、サイズが元のディスクより小さいディスクへの BMR をサポートしません。 元のディスクよりサイズが小さなディスクへの BMR は、セッションが Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 からバックアップされる場合にのみサポートされます。
Windows クラスタ環境に存在する仮想マシンをインポートして保護することができます。
注: この更新では、Windows 2012 および Windows 2012 R2 クラスタのみがサポートされています。
ハイパーバイザで新しい仮想マシンが見つかると、電子メール アラートが送信されます。 ハイパーバイザは、[ノード ディスカバリ設定]で、手動で設定できます。
非 RPS データ ストアにバックアップする場合に、ワークステーション オペレーション システム用の無料エディションを利用できます。
ゲスト VM の内部に Arcserve UDP エージェント(Windows) をインストールせずに、ホスト ベースのバックアップ セッションから、メールボックス、メールボックス内のフォルダ、およびメール オブジェクトをリストアできます。
注: これは、VMware にのみ適用されます。
Pervasive SQL データベースを保護(バックアップおよびリストア)できます。
注: このタスクは Arcserve UDP エージェント(Windows) からは使用できません。 このタスクを実行するには、「Arcserve UDP エージェント(Windows) ユーザ ガイド」で説明される手作業の手順に従います。
Oracle データベースを保護(バックアップおよびリストア)できます。
注: このタスクは Arcserve UDP エージェント(Windows) からは使用できません。 このタスクを実行するには、「Arcserve UDP エージェント(Windows) ユーザ ガイド」で説明される手作業の手順に従います。
RPS サーバ データ ストア ビューからノード データ(すべての復旧ポイント)を削除できます。 削除操作はジョブとしてトラッキングされます。アクティビティ ログ メッセージは、どのノードが削除されているかをトラッキングします。 [復旧ポイントの参照]パネル内のデータ ストアの復旧ポイントは、手動で削除できます。
ノード管理、RPS およびデータ ストア管理、プラン管理、ジョブ モニタおよびジョブ履歴、アクティビティ ログの照会、エージェントの展開、ライセンスの追加など、Arcserve UDP のコア機能にアクセスするためのサードパーティ開発者向けの API を提供します。
Arcserve UDP Version 5.0 では、プロキシ サーバ上のレジストリ キーで VMware VM バックアップ用の転送モードの順序を指定できます。 ホスト ベースのエージェントレス バックアップ プランを作成する際に、コンソール上で同じことを実行できるようになります。
日単位バックアップ プランを設定する際に、日単位バックアップを必要としない曜日を指定できます。
プランを作成する際に、新しいノードを追加できます。 ここに既存のノードを追加すると、ノードが更新されます。
Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 を手動でダウンロードしインストールした後でも、同じレベルの更新で、エージェントおよび RPS をリモートで展開できます。
Arcserve UDP Managed Capacity ライセンスの License Manager 内で使用された容量および残存容量を計算します。
エージェントおよび RPS の両方について、スケジュールされた展開タスクを手動でキャンセルすることができます。
復旧ポイントのコピー タスクを使用して、ホスト ベースのエージェントレス バックアップ プランを作成することができます。
オン デマンドの復旧ポイントのコピー ジョブおよびスケジュールされた復旧ポイントのコピー ジョブの両方で、[圧縮なし - VHD]圧縮オプションを指定できるため、コピーされたディスク ファイルは Windows オペレーティング システムに直接マウントできます。
デデュプリケートされたデータ ストアについて、復旧ポイント レベルおよびデータ ストア レベルでデータの整合性を確認する、コマンド ライン ユーティリティを提供します。 また、このコマンド ライン ユーティリティは、元のハッシュ データベースが壊れている場合に、ハッシュ データベースの再生成をサポートします。
VM 復旧を実行する際に、各ディスクについて元の VM の場合とは異なるディスクの種類を指定できるようになります。この機能を利用して、VM 復旧中にディスクの種類を変換できます。 これは、VMware VM(ディスクの種類は、シン プロビジョニング、シック プロビジョニング(Lazy Zeroed)、およびシック プロビジョニング(Eager Zeroed))と Hyper-V VM(ディスクの種類は容量可変および容量固定)の両方で機能します。
Linux ノードを追加/更新する場合、追加/更新する Linux ノード用の非ルート認証情報を入力できます。
この機能の目的はクラスタ共有ディスクのバックアップでデータの整合性を維持することです。 成功した最後のバックアップ以降にクラスタ フェールオーバが発生すると、クラスタ共有ディスクをホストするノードに対する次の増分バックアップでは、クラスタ共有ボリュームのフル バックアップが実行されます。 その他のクラスタ化されていない共有ボリュームについては、この場合も増分バックアップが実行されます。
注: BMR では、クラスタ共有ディスクのリストアはサポートされません。 したがって、クラスタ ノードの BMR を実行する前に、まず、共有ディスクを切断する必要があります。
Arcserve UDP デデュプリケーション復旧ポイントをテープにバックアップするための新しい非同期読み取りメカニズムをカスタマイズします。ソース復旧ポイント データを取得するための時間のかかる操作(たとえば、データの読み取り、データの転送、データの解凍など)はすべて、並行して処理されます。 重複したデータ ブロックの読み取りを避け、ディスクのシーク回数を減少させるための、新しいキャッシュおよび並べ替えメカニズムが導入されます。 テープへの Arcserve UDP デデュプリケーション復旧ポイントのバックアップのジョブ スループットが、大幅に向上します。
バックアップ ソースまたはバックアップのプロキシとしてノードを選択するプランを作成または変更すると、Arcserve UDP は、プランの保存の際に、ノードにエージェントがインストールされているかどうかとそのエージェントが最新のバージョンであるかどうかを確認します。Arcserve UDP は、その後、インストール/再起動スケジュールを定義するために、エージェントの古いバージョンがインストールされているかまたはエージェントがインストールされていないすべてのノードを示す検証ダイアログ ボックスを表示します。
Arcserve Backup r16.5 SP1+ RO75131 は Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 でサポートされています。 このリリースでは、Arcserve UDP ノードのテープ バックアップのパフォーマンスが向上しています。 Arcserve Backup の統合の詳細については、「Arcserve Backup r16.5 SP1 Updates Release Summary」を参照してください。
この更新によって、発生する可能性のあった以下の問題が修正されます。
ホスト ベースのバックアップ復旧 VM の問題が修正されます。 この問題は、Arcserve Backup raw セッション リストアとの統合により作成されたセッションを使用して、VM の復旧が実行される場合にのみ発生します。
注: これは Arcserve UDP 側でパスワード保護されているセッションに適用されます。
データベースの復旧モデルがバックアップ時に「完全」から「単純」に、「単純」から「完全」に変更される問題が修正されます。 この修正により、データ消失の可能性がなくなります。
バックアップを実行する際の、activity.log 内の 2 つのエラー ログ メッセージの Arcserve UDP エージェント(Windows) レポートが修正されます。
ハイパーバイザを指定した VM ノードで、バックアップ ジョブが成功した後、VSB ジョブが追加のライセンスを必要とします。
vCenter からインポートされた VM ノードでは、バックアップ ジョブは、実際の ESXi ノードではなく vCenter ノードのライセンスを使います。
VMware ワークステーション上でホストされる VM ノードでは、Arcserve UDP が VM を仮想マシンとして識別できません。
複数のソケットを持つハイパーバイザにハイパーバイザを指定した VM には、次が適用されます。 ハイパーバイザが複数のソケットを持つ場合でも、バックアップ ジョブは、常に、1 つのライセンス カウントを消費します。
エージェントとコンソールが同じマシン上にあるが、エージェントがローカル ホスト名を使用してコンソールと通信できないケースで、エージェント ノードのバックアップがライセンス エラーを生成して失敗するという問題が修正されます。
終了時刻を 23:59 に設定すると、スケジュールされたジョブが 23:59 に起動されないという問題が修正されます。 この問題は、このケースで、スケジュールの終了時刻が 00:00 に設定されていることが原因で発生します。 スケジュールされたジョブの終了時刻の設定を、00:00 を取り消して、23:59:59 に変更します。
root 以外のユーザによる任意のフォルダのリストアのサポートが提供されます。
ホスト ベースのバックアップ プロキシが復旧ポイントを参照できず、ユーザが以下のメッセージを受信するという問題が修正されます。
「Error: Failed to browse recovery point: The remote procedure call failed.」
スレッド「main」での例外が修正されます。
「バックアップ ジョブが完了した後、Hotadd ディスクがプロキシ VM から自動で取り出されない」という問題が修正されます。
無効なパラメータで VM の復旧が失敗する問題が修正されます。
「Windows 2008 R2 以降の Hyper-V ホストで VHD を使用しているときに、Windows 2008 Hyper-V ホストで VHD を作成すると、ディスク データが見つからなくなる」という問題が修正されます。
マージ ジョブの後に、Arcserve UDP Agent サービスが予期せず終了するという問題が修正されます。
BMR ISO を作成しているときに、ローカル ドライバからの正しいドライバが含まれます。
バックアップを実行した後で復旧ポイントが削除されるという問題が修正されます。
「Arcserve UDP エージェント(Windows) の増分バックアップが完了し、Arcserve UDP Web サービスが再起動された後、Arcserve UDP エージェント(Windows) のフル バックアップが実行される」という問題が修正されます。
「リストア場所に同じファイルがすでに存在する場合、Arcserve UDP エージェント(Windows) リストアがエラー コード 32 で失敗する」というエラーが修正されます。
「Arcserve UDP エージェント(Windows) Copy session job crashes.(Arcserve UDP エージェント(Windows) コピー セッション ジョブがクラッシュする)」というクラッシュにかかわる問題が修正されます。
数 1000 の論理ボリュームを備えているが、Arcserve UDP エージェント(Linux) に対してマウントされているボリュームの数は少数である、Linux システムのサポートを提供します。 まず、ボリューム情報が収集されます。ボリューム情報が収集された後は、必要に応じて、ボリュームの照会を迅速に実行できます。
フェイク RAID バックアップ(たとえば Arcserve UDP エージェント(Linux) 用の /dev/mapper/nnn)のサポートが提供されます。
VSB が ESX への変換を行った後、VM マシンを起動できないという問題が修正されます。 以下のエラーが発行されます。
Security Accounts Manager initialization failed because of the following error: Directory Service cannot start, Error Status: 0xc00002e1
仮想スタンバイ変換後、ドライバがソース マシン上の SCSI ディスクに必要な場合、VM を起動できず、エラー コード 0x7B でブルー スクリーンが表示されます。
AFBackend.dll でクラッシュが発生する問題が修正されます。
NAS でのバックアップがエラー コード 0x05 で失敗していました。
マージがエラー コード 6 で失敗する問題が修正されます。
セキュリティの脆弱性の問題が修正されます。
データ ストアで保護されているノード リストを確認するために、「復旧ポイント サーバ」コンソールでデータ ストア リンクをクリックすると、コンソールにデータ ストア管理サービスが停止したという内容のエラー メッセージがポップアップ表示されるという問題が修正されます。 しかし、実際には、サービスは実行中です。 その間、ノード リストは表示できません。
バックアップ ジョブが AFBackupDll.dll でクラッシュするという問題が修正されます。
ホスト ベースの VM バックアップ ジョブが Host-Based VM Backup-<date>-<time>-...ログ ファイルに以下のエラー メッセージを生成して失敗するという問題が修正されます。
「CD2DOffhostESXMachine::CreateSnapshot::pf_V2PNF_TakeSnapshot() failed. diskcnt=x, rc=1, msg = Cannot create a quiesced snapshot because the snapshot operation exceeded the time limit for holding off I/O in the frozen virtual machine.」
Arcserve UDP エージェントレス バックアップがゲスト OS 上の C ドライブに一時フォルダを作成するが、バックアップの完了後それらのフォルダを削除できないという問題が修正されます。
フランス語版の Hyper-V ホスト(このホストでは、WMI オブジェクト、Msvm_ComputerSystem の VM キャプション「Virtual Mchine」がフランス語でローカライズされます)から VM をインポートするとき、VM が検出されないという問題が修正されます。 修正では、VM のインポートのための仮想システムの検証に、ローカライズされる可能性があるキャプションではなく、仮想マシンの GUID およびデータ フォルダが使用されます。
BMR 情報を収集しているときに、Arcserve UDP バックアップ ジョブがクラッシュするという問題が修正されます。
UEFI VM が VSB の後に起動できないという問題が修正されます。 以下のエラーが発生します: 「Boot failed. EFI SCSI Device.」
この問題は、UEFI ボリューム用のビットマップによってデータをコピーする場合に発生します。 この問題は、現在、すべてのバックアップでボリューム全体をコピーすることで修正されます。
スケジュールされた Arcserve Backup データ同期が実行されないという問題が修正されます。
修正により、Central Protection マネージャからの、非常に大きなディスク容量を備えたリモート ノードへの Arcserve D2D の展開の問題が解決されます。
セキュリティの脆弱性の問題が修正されます。
不正なステータスが原因で一部のライタがバックアップからスキップされても、フル バックアップ ジョブが正常に完了するという問題が修正されます。
増分バックアップ中のクラッシュが修正されます。
増分バックアップ中のクラッシュが修正されます。
起動中にマシンに BSOD が表示される場合がある、BMR での問題が修正されます。 これは、ターゲット マシンにソース マシンより大きなディスクがある場合に発生することがあります。 Windbg を持ったダンプ ファイルを開くと、bugcheck コード DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL (d1) が表示されます。
不正なステータスが原因で一部のライタがバックアップからスキップされても、フル バックアップ ジョブが正常に完了するという問題が修正されます。
復旧ポイントを参照できない問題が修正されます。
バックアップがエラー コード 64 で失敗する問題が修正されます。
バックアップ ジョブ中の読み取り/書き込みファイル エラー(エラー コード 87 および 2)が修正されます。
セキュリティの脆弱性の問題が修正されます。
データ ストアが整合性のない状態になる問題が修正されます。
カスタマがバックアップ先としてボリューム GUID を使用すると、増分バックアップがフル バックアップに変わるという問題が修正されます。
Arcserve UDP ホスト ベースのバックアップが、ゲスト OS 上の c ドライブに一時フォルダを作成するが、バックアップの完了後それらのフォルダを削除できないという問題が修正されます。
バックアップ ジョブが AFBackupDll.dll でクラッシュするという問題が修正されます。 この問題は、ゲスト OS の内部からライタ データを収集できない場合に、out of index エラーが原因で発生します。
Exchange 2013 で詳細リストア カタログの作成が失敗するという問題が修正されます。
Exchange カタログは正常に作成されているのに、リストア電子メールにメールボックスが表示されないという問題が修正されます。
Exchange 詳細リストア メールが正常にリストアされているのに、アクティビティ ログにエラー メッセージが記録される問題が修正されます。
詳細リストア検証画面で Exchange メール リストア ログインが失敗するという問題が修正されます。
メールボックス全体をリストアすると、リストア ジョブがクラッシュするという問題が修正されます。
Exchange カタログ生成用のオプションがグレーアウトされるという、エージェント上の Exchange 詳細リストアにかかわる問題が修正されます。
正しくない情報がリストア ウィンドウに表示される問題が修正されます。
Exchange 詳細リストア カタログ ジョブが成功しているのに、何も作成されないという問題が修正されます。
同期プロセスのレポートに関する問題が修正されます。
問題が修正され、今すぐ実行ジョブがメークアップ ジョブを必要とすることがなくなります。 この問題は、任意のタイプのバックアップが 1 日以上の間隔で繰り返されるようにスケジュールされ、次のジョブが翌々日以降にスケジュールされると発生します。
ユーザ アクセス UNC パス ステータスが正しくなく、VSB ジョブの失敗につながる可能性がある問題が修正されます。
BMR での VMXNET3 ドライバの挿入が失敗する問題が修正されます。
BMR 拡張モードでプライマリ パーティションを 3 つ以上作成すると失敗する問題が修正されます。
Arcserve UDP を使用して、2 つの仮想マシンをバックアップすると、バックアップは成功するが、別の VM について、VM 統合メッセージがランダムに発生するという、構成の問題が修正されます。
Hyper-V 仮想マシンに対して起動された同時エージェントレス バックアップ ジョブがいくつかある場合、バックアップ ジョブが増分バックアップからフル バックアップに変更される場合があるという問題が修正されます。
Host-Based VM Backup の後で Arcserve UDP BMR が失敗し、adrconfig ファイルに BootVolume/VolumeName システム情報がないという問題が修正されます。
別のアカウント名および表示名が付けられたアカウントを持つメール オブジェクトをリストアする場合に、リストア ジョブが失敗する可能性があるという問題が修正されます。
エージェントレス セッションのファイル システム カタログ ジョブが完了しているのに、処理中のジョブ用のダッシュボードに表示されたままになるという問題が修正されます。
実行中の Exchange 詳細リストア ジョブが大量のメモリを占有するという問題が修正されます。
Arcserve UDP Agent ユーザがファイルへのアクセス権を持たない場合、リストア UI にリストできないという問題が修正されます。
バックアップ サイズ用の行を追加する、エージェントレス ホスト ベース バックアップ ジョブによって生成された電子メール アラートでの問題が修正されます。
Arcserve UDP で VMware ゲストをバックアップする際に、この VM ゲストの VSB が以下のエラーで失敗するというライセンス エラーが修正されます。
「ライセンス エラーが原因で仮想スタンバイ ジョブが失敗しました。 製品の購入元に連絡して新しいライセンスを入手してください。」
フル バックアップ セッションで作成された、スタンバイ VM スナップショットの VHD/VHDX ファイルが、スナップショットが変換中に削除された後に、マージされないという問題が修正されます。 それによって、ディスク容量が継続的に拡大します。
いくつかのシステム ファイルがリストア UI にリスト表示されないという問題が修正されます。
更新の確認が、特定のファイアウォール ポリシーで Arcserve サーバに接続できないという問題が修正されます。
実行中の Exchange 詳細リストア ジョブがクラッシュすることがあるという問題が修正されます。
SSL プロトコル 3.0 は、1.0.1i およびその他の製品によって OpenSSL で使用されているように、不明確な CBC パディングを使用します。これにより、「POODLE」問題などのパディング オラクル攻撃によって man-in-the-middle 攻撃者がクリア テキスト データを簡単に取得できるようになっています。 この修正により、SSL 3.0 を使用するクライアントからの接続は拒否されるため、攻撃者は接続をハイジャックしてクリア テキスト データを取得できなくなります。
以下の条件が存在する場合、ユーティリティ「ChangeToHttps.bat」を実行して SSL3.0 を無効にする必要があります。
Arcserve UDP Version 5.0 Update 1 は使用可能です。
拡張モードで BMR を実行する場合に、MBR ディスクに 3 つ以上のパーティションを作成できないという問題が修正されます。
BMR イメージの作成時に vmxnet3 用のドライバの統合に失敗したという問題が修正されます。
ソース ディスク サイズが増分バックアップで変更される場合に、増分バックアップにより特定のディスクに対して強制的に 1 つのフル バックアップが実行されるという問題が修正されます。 (フル ディスクが増分ディスクと見なされるため)後から増分復旧ポイントをマージする場合に問題が発生します。
仮想ディスクが 128 GB 未満のサイズから 128 GB よりも大きいサイズに増加される場合、バックアップされたデータが破損している可能性があるという VDDK の問題が存在します。 修正は、VMware KB 記事が推奨する回避策に従います。
VM をバックアップするために HotAdd モードを使用する場合、VM のディスク ファイルはプロキシ マシンへマウントされます。 ただし、バックアップ ジョブが(ジョブ クラッシュやジョブの強制終了などで)異常中止される場合、そのディスクのマウント状態は保持されます。 この修正では、次のバックアップ ジョブ開始の際に、プロキシ VM からホット追加されたディスクは消去されます。
不正なネットワーク シリーズに関する問題が修正されます。 レプリケーション タイムアウトを参照できます。
クラスタ メンバの ESXi ホストが切断済みのステータスである場合、VMware ESXi クラスタ内の VM を検出できないという問題が修正されます。
ジョブをトリガする高度なスケジュールに関する問題が修正されます。 DST 時間(夏時間)の最後に、サービスを再起動した後、エージェントにより複数のメークアップ ジョブがトリガされる場合があります。
このリリースで修正されたすべての問題については、「Arcserve UDP バージョン 5.0 リリース ノート」を参照してください。
この更新では、以下の問題が発生する可能性があります。
症状:
VMware には、VM の休止処理の際に発生するバグがあり、そのスナップショットには破損したデータが含まれます。 バックアップはスナップショットからデータを読み取るため、バックアップされたデータも破損します。 この問題の詳細については、VMware の KB 記事「Application quiescing with Windows 2008 R2 SP1 and Windows 2012 with vSphere Data Protection, VMware Data Recovery, and third-party backup software (2044169)」を参照してください。
注: この問題は、すべての VMware ESXi バージョン、およびゲスト OS が Windows 2008 R2 SP1 および Windows 2012 の VM 上で発生する可能性があります。 VMware がこのケースでエラーを返さないため、データ破損の問題をソフトウェアによって検出することはできません。 このため、何らかのデータのリストアを試みるまで、ユーザがその問題に気づいかない可能性があります。
解決方法:
データ破損の検出方法および対応する解決策/回避策については、Arcserve KB 記事を参照してください。
症状:
以下を実行した場合:
この場合、ダウンロードされた Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 は、コンソールを通じて正しく展開できません。 これにより、エージェント リモート展開の不定ループが発生する場合があります。
解決方法:
回避策の詳細については、Arcserve KB 記事を参照してください。
症状:
この問題が発生するのは、ホストをコンソールに追加するために FQDN 名を使用する場合です。 エージェント ノードが再起動されると、保留中の再起動ステータスを削除するようにコンソールに通知されますが、短いホスト名が使用されます。 FQDN 名と短いホスト名の不一致によりこのメカニズムは失敗し、再起動保留中の警告が残ります。 また FQDN 名を使用してマシンが追加され、そのマシンに以前にいずれの Arcserve UDP 製品もインストールされたことがなく、リモート展開をトリガすると、リモート展開の完了後、再起動保留中のステータスが削除される前に、そのバックアップが失敗する場合があります。
注: これは、FQDN 名を使用し、これらの FQDN 名の付いたエージェント ノードに Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 を展開する Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 のユーザに影響を与える可能性があります。
解決方法:
コンソール UI のノード ビューでノードを右クリックし、再度[エージェントのインストール/アップグレード]を実行します。 これにより、新規のマシンに Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 を展開した後の、再起動保留中の警告の問題およびバックアップ失敗の問題の両方が解決されます。
症状:
ソース マシンが Windows 8.1 または Windows 2012 R2 システムの場合、4 KB のディスクを備えるマシンに対して BMR を実行すると、BMR の後で、マシンの起動が失敗して、エラー メッセージ、「system_thread_excption_not_handled (WppRecorder.sys)」が生成される可能性があります。
解決方法:
回復コンソール(数回のブルー スクリーン クラッシュの後に、自動的に回復コンソールが表示されるはずです)から起動します。
c:\windows\system32\compact.exe /U c:\windows\system32\drivers\*.sys
fsutil behavior set DisableCompression 1
症状:
[リソース]タブ上の[ノード]リスト ビューに、マイグレーション ジョブが表示されません。
解決方法:
[RPS]ビューまたは[ダッシュボード]タブにアクセスして、ジョブ モニタを確認します。
症状:
Arcserve UDP 復旧ポイント ビューで、ボリュームを参照できません。
解決方法:
ネットワーク ドライブへのマッピングではなく、UNC パスを直接使用します。
「プロキシ [<Proxy Name>] の Windows バージョンは、仮想マシン [<Virtual Machine Name>] よりも前のバージョンです。 この結果、後続の Exchange カタログ ジョブは失敗する可能性があります。この問題を解決するには、関連 Windows 更新パッケージをインストールする必要があります。」
症状:
Exchange カタログ ジョブは、仮想マシンからの Exchange バイナリを使用します。 プロキシ マシンの Windows バージョンが仮想マシンのバージョンより古い場合、Exchange バイナリは十分には機能しません。そのため、カタログ ジョブは失敗します。
解決方法:
この問題を解決するために、以下の Windows Update パッケージをインストールします。
症状:
VM をバックアップするとき、スナップショットを作成する前に、クラスタ化された VM に対してフェールオーバが発生しています。 これにより、バックアップ セッションで記録された Hyper-V ホストが VM 環境設定と一致していません。
解決方法:
Hyper-V ホスト上の仮想スイッチにネットワーク アダプタを手動で接続できます。または、VM のリストア環境設定を設定できる [別の場所にリストアする]オプションを使用して VM をリカバリできます。
症状:
Linux バックアップ サーバを Arcserve UDP コンソールにマイグレートすると仮定します。 Linux バックアップ サーバを解放した後、再度それをマイグレートした場合、新しいプランがコンソールに自動的に作成されます。
例:
Linux_Node1 を管理する Linux Backup Server1 があります。 New Plan という名前のバックアップ ジョブを作成しました。 また、Linux_Node2 および Linux Backup Server2 を管理する Arcserve UDP コンソールがあり、そのプランの名前も New Plan です。
d2dreg コマンドを使用して、コンソールに Linux Backup Server1 をマイグレートします。 マイグレーションの後、バックアップ ジョブの名前は New Plan_<Linux Backup Server1> に変わります。 New Plan_<Linux Backup Server1> を展開します。
Linux_Node1 を New Plan に追加し、サーバとして Linux Backup Server1 を追加して、プランを展開します。 New Plan は Linux_Node1 と Linux_Node2 を保護するようになり、サーバは Linux Backup Server1 です。
次に、コンソールから Linux Backup Server1 を解放します。 New Plan および New Plan_< Linux Backup Server1> をコンソールから削除します。 コンソールに Linux Backup Server1 を再びマイグレートすると、2 つのプラン New Plan と New Plan_<Linux Backup Server1> がマイグレートされます。
解決方法:
新しいプランを削除します。 新しいプランにはノードがないので、バックアップ スケジュールに影響はありません。
症状:
1 つの仮想マシンのバックアップ ジョブはすでに完了しているのに、Hyper-V マネージャでは仮想マシンのステータスがまだ「バックアップ」になっています。 そのため、その時点でこの VM に対する別のバックアップ ジョブが開始された場合、「この仮想マシンの処理中に Hyper-V VSS ライタでエラーが発生しました」というエラーで失敗します。 さらに、その時点では Hyper-V マネージャでの VM の電源オン/オフなど、いくつかの操作も実行できません。 また、VM が Hyper-V クラスタである場合、そのライブ マイグレーションを実行できません。
この問題は、以下の状況で発生します。
• 複数のバックアップ ジョブが、同時に、または短い時間間隔で(1 分以内)開始された場合。
• 1 つ以上のバックアップ ジョブは完了したが、まだ進行中のバックアップ ジョブが少なくとも 1 つある場合。
問題の根本原因:
Arcserve UDP は、不要な作業負荷が Hyper-V ホストにかからないようにするため、バックアップ ジョブが同時または短い時間間隔で開始される場合、VM ごとに 1 つの VSS スナップショットを作成する代わりに、すべての VM に対して 1 つの VSS スナップショットを作成しようとします。 VSS スナップショットが作成された後、この VSS スナップショット インスタンスの内部の VM はすべて(バックアップ中ステータスで)「ロック」されます。 Arcserve UDP はすべてのバックアップ ジョブが完了するまでスナップショットを解放できないので、1 つの VM のバックアップ ジョブがすでに完了していても、その VM はまだ「ロック」されています。 1 つの VM に対して作成できる VSS スナップショットは一度に 1 つだけという制限のため、同じ VM の別のバックアップ ジョブが同時に開始された場合、「この仮想マシンの処理中に Hyper-V VSS ライタでエラーが発生しました」というエラーで失敗します。 さらに、一部の操作(電源オン/オフなど)は Hyper-V マネージャで無効になり、VM が Hyper-V クラスタにある場合は、ライブ マイグレーションも許可されません。 Hyper-V 2008R2 の場合は、VSS スナップショットのメカニズムが異なるので、このような問題は発生しません。
解決方法:
VM が「ロック状態」であっても、ゲスト OS は通常どおり使用できます。 したがって、この問題はゲスト OS の使用/可用性には影響しません。 ただし、このような状況に懸念があり回避したい場合、異なるサイズの VM の保護に異なるプランを使用することをお勧めします。 つまり、同じぐらいのサイズの VM を同じプランにまとめてバックアップ ジョブにかかる時間を同じくらいにし、同時に、それらのプランに異なるスケジュールを設定します。
症状:
Internet Explorer 10.0.9200.17XXX および Internet Explorer 11.0.9600.17XXX という特定のバージョンを使用している場合、Internet Explorer 10 または 11 から Arcserve UDP エージェント(Windows) にアクセスすると、UI の応答が遅くなる可能性があります。
この問題が発生した場合、それ以降の他のすべてのリクエストにおいて応答の待ち時間が 5 分になります。
この問題は、Internet Explorer 10 および 11 の前述のバージョンを使用した場合にのみ発生します。 他のすべてのブラウザではこの問題は発生しません。
解決方法:
以下の一時的な解決策のいずれかを実行します。
以下の永続的な解決策を実行します。
症状:
レジストリ(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine\Network にある)内のネットワーク パラメータ WAN_SendCommandFragDataMerged で、Arcserve UDP Version 5.0 Update 1 でのデフォルトとして不正な値(値は 1 でしたが、0 である必要があります)が使用されていました。 Update 2 にアップグレードする場合、このレジストリ キーは古いデフォルト値を維持します。 これにより、WAN の上のレプリケーションで、パフォーマンスの問題がいくつか発生します。 Update 2 の新規インストールでは、この問題による影響はありません。
解決方法:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine\Network 内のレジストリ キー WAN_SendCommandFragDataMerged の値を手動で 1 から 0 に変更します。
このリリースのすべての既知の問題については、「Arcserve UDP バージョン 5.0 リリース ノート」を参照してください。
この更新では、以下の制限事項が存在する場合があります。
注: この制限は VMware VM に対してのみ存在します。VMware VM には、OS の種類を設定するオプションがあります。 Hyper-V については、この問題は存在しません。
このリリースのすべての制限事項については、「Arcserve UDP バージョン 5.0 リリース ノート」を参照してください。
以下のセクションでは、インストールの前提条件およびインストール手順について説明します。
この更新をインストールする前に、以下の前提条件タスクについて考慮してください。
Arcserve UDP の更新、または Arcserve UDP エージェント(Windows) の更新をインストールする場合には、コンソール、復旧ポイント サーバ(RPS)、およびエージェント間で最適なパフォーマンスを維持する必要があります。 このため、コンソールおよびエージェントの両方が含まれる環境に更新をインストールする場合には、初めにコンソール、次に RPS、最後にエージェントという順番で更新をインストールする必要があります (コンソールまたは RPS にインストールされているエージェントについては、これらの更新と同時にエージェントの更新も自動的にインストールされます)。
注: Arcserve UDP と Arcserve Backup の両方がインストールされている環境に Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 をインストールする場合は、対応する Arcserve Backup パッチ RO75131 も同時にインストールする必要があります。
重要: Arcserve UDP Version 5.0 Update 2 への更新の際には、システムの再起動が必要となる場合があります。 アップグレード後のシステム再起動の詳細については、KB 記事を参照してください。
更新は、2 つの方法(更新ユーティリティを使用するか、または手動)でインストールできます。
更新ユーティリティを使用した更新のインストール
ホーム画面から更新ユーティリティを使用して更新をインストールするには、以下の手順に従います。
注: フルインストールの場合、この手順では、リモート展開に必要なパッケージも RPS およびエージェントに自動的にダウンロードされます。 エージェントのみのインストールの場合、更新処理はこれで完了します。
注: Arcserve UDP の更新の詳細については、「ソリューション ガイド」を参照してください。 Arcserve UDP エージェント(Windows) の更新の詳細については、「Agent for Windows ユーザ ガイド」を参照してください。
更新の手動インストール
以前のバージョンの Arcserve UDP がインストール済みの Windows サーバおよびワークステーション用のアップグレード インストール パッケージについては、インストール ファイルへの以下のリンクを使用して、更新を手動でダウンロードしてインストールします。
Arcserve UDP がインストールされたことがない Windows サーバおよびワークステーション用の新規インストール パッケージについては、インストール ファイルへの以下のリンクを使用して、更新を手動でダウンロードしてインストールします。
Linux のインストールについては、インストール ファイルへの以下のリンクを使用して、更新を手動でダウンロードしてインストールします。
Arcserve サポート チームは、技術的な問題の解決に役立つ豊富なリソース セットを提供し、重要な製品情報にも容易にアクセスできます。
https://www.arcserve.com/support
Arcserve サポート では:
Copyright © 2015 Arcserve. All rights reserved. 本書に記載された全ての製品名、サービス名、商号およびロゴはそれぞれ各社の商標またはサービスマークです。