前のトピック: Arcserve UDP エージェント サービスの実行が遅い次のトピック: 仮想マシン スナップショットが最後のバックアップ ジョブから変更されたか、統合を必要とするため、[増分バックアップ]を[検証バックアップ]に変換します


複数のジョブを実行していると Hyper-V 仮想マシンのスナップショットの作成が失敗する

症状:

複数のジョブを実行していると、Hyper-v CSV 仮想マシンのスナップショットの作成に時間がかかりすぎて失敗します。 何回か試しても失敗します。 対応する仮想マシンのアクティビティ ログには以下のメッセージが表示されます。

スナップショットを作成中です。一度に実行できるスナップショット作成操作は 1 つのみです。 
600 秒後に再試行してください。

解決方法:

これは、ユーザが一度に作成できるスナップショットは 1 つだけであるために、発生する可能性があります。

この問題を解決するには、試行回数を増やすか、または再試行間隔を長くします。 また、同時に実行できるジョブの数を増やすこともできます。

注: デフォルトの再試行回数は 3、デフォルトの再試行間隔は 10 分です。

再試行回数を増やすには、クラスタ ノードで以下の手順に従います。

  1. Windows のレジストリ エディタを開きます。
  2. HKLM\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine に移動します。
  3. VSSWrap という名前のキーを作成します。
  4. VSSWrap を右クリックし、[新規]を選択し、[DWORD (32 ビット) 値]を選択して、名前を「VssAsynchMaxRetryTimes」と指定します。
  5. 必要に応じて値を指定します。

再試行間隔を長くするには、クラスタ ノードで以下の手順に従います。

  1. Windows のレジストリ エディタを開きます。
  2. HKLM\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine に移動します。
  3. VSSWrap という名前のキーを作成します。
  4. VSSWrap を右クリックし、[新規]を選択し、[DWORD (32 ビット) 値]を選択して、名前を「VssAsynchRetryInterval」と指定します。
  5. 必要に応じて値を指定します。

同時に実行できるジョブの数を増やすには、プロキシ サーバで以下の手順に従います。

  1. Windows のレジストリ エディタを開きます。
  2. HKLM\SOFTWARE\CA\ARCserve Unified Data Protection\Engine に移動します。
  3. VMMaxJobNumber を右クリックし、[修正]を選択して、必要に応じて値を指定します。