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SUSE でのデフォルト sudo 設定の変更

デフォルトでは、SUSE の認証にはユーザ パスワードの代わりに root パスワードが必要です。バックアップ サーバでは認証にユーザ認証情報を使用するため、sudo 認証は Linux バックアップ サーバでは機能しません。ユーザ認証情報を使用して認証するように、デフォルトの sudo 設定を変更することができます。

次の手順に従ってください:

  1. root ユーザとして Linux ノードにログインします。
  2. /etc/sudoer ファイルを開き、visudo コマンドを実行します。
  3. 以下の例に示すように、設定にコメントを入力します。

    例:

    #Defaults targetpw    # ターゲット ユーザ(root など)のパスワードを確認します
    
    #ALL ALL=(ALL) ALL # 警告これは 'Defaults targetpw' と併せてのみ使用してください。
    
  4. sudo コマンド ラインで、認証に root パスワードではなくユーザ パスワードが必要になったことを確認します。

sudo のデフォルト設定が正常に変更されました。